アリにゾウの鼻をつけても怖くない

科学博物館で危険生物を眺めながら、工務店のことを考えていました。ゾウの鼻が武器になるのは、ゾウだから。アリには通用しない。「うちも…」と手を出す前に、それが本当に自分たちに合う武器かどうか、確認してますか。


この前チラッと書いたように、上野の科学博物館に行ってきました。

現在の展示は「超危険生物展

さまざまな「危険生物」が展示されています。


なんか、『テラフォーマーズ』っぽいな…

というわけで、大変勉強になりました。
それがどうこのブログの趣旨と関係あるんだよ、って…?


例えば、ゾウの鼻。あれも武器になります。

ゾウの鼻は、デカくて重い。だから、武器になります。
あれでぶっ叩かれたら、だいぶ効きそうですよね。効くどころか死んじゃうかも。

でも、例えばネズミぐらいの大きさだったら、あんまり怖くない。
ゾウより大きい動物はそんなにいないから、たいていの場合は武器になるんでしょう。

例えば、体が小さかったら牙や爪を身につけたり、毒を持ったり、あるいは数で群れることだったり。

生物は、自分の環境にあった進化の結果「危険」を手に入れているわけです。

看板にも書いてある「その"キケン"、ワケがあります」って、まさにその通り。


もうお分かりですよね。工務店の場合、「危険」と表現するのはよろしくないので、「武器」と表現しなおしますけど、「武器」は、その生き方にあっていなければ役立たない。

「売れる商品」として宣伝されているものも、あっていなければ役立たない。
アリにゾウのような鼻がついていても怖くないのと同じようなことを、結構、多くの工務店がやっているような…

FCの商品化住宅を武器にする、外皮性能を武器にする、技術力を武器にする、設計力を武器にする、多店舗展開や多角化を武器に…色々ありますね。

他がうまいことやっているのを見聞きすると、「うちも…」となるのもわかります。わかりますけれど、それが本当に自分たちに合うのか。
アリにゾウの鼻をつけるようなことになっていないか。

別の意味で「危険」なのは、そっちじゃないかな〜。