名護屋城博物館と茶苑海月で、気持ち良くなったり落ち込んだり

佐賀県立名護屋城博物館と、茶苑海月を見学してきました。建物を見せていただけるってありがたいなあ。


先日、佐賀県は唐津の、佐賀県立名護屋城博物館を訪問しました。
設計は、前川建築設計事務所+おがた建築設計室。

名護屋城は、秀吉の朝鮮出兵の拠点になったお城です。
周囲には、有名な武将の屋敷跡もたくさんあります。

こんな軍船があったそうで。

秀吉さんは、黄金の茶室を移設したり、遠くから大名を呼びつけて出兵させたり。

みんな大変だっただろうな〜、現代で言うと〇〇さんみたいだな…ってのは置いといて、なかなか見応えのある展示でした。

猫もいます。いいところだな〜。

ここの拝観料は無料。

博物館法律に

第二十六条 公立博物館は、入館料その他博物館資料の利用に対する対価を徴収してはならない。ただし、博物館の維持運営のためにやむを得ない事情のある場合は、必要な対価を徴収することができる。

とあります。
立派な建築や展示を、(税金が投入されてはいますが)利用者は無料で見ることができる。素晴らしい。


同じ名護屋城跡には、茶苑「海月」 があります。

吉村順三さんの設計です。

こちらはわずかですが、入場料がかかります。上乗せするとお抹茶もいただけます。
大変、気持ちのいい場所でした。

建物を見せていただけるって、ありがたいなあ。


さてさて、昨日、国立科学博物館のことを書きました。
「かはく」のことは以前も、クラウドファンディングのことを書いたことがあるけど…

国立科学博物館のクラファンについても、めんどくさく語るよ
国立科学博物館の「地球の宝を守れ」クラウドファンディングが話題になりました。 国立にクラファン? 税金との関係は? というのも気になりますが、今回は、目の前のアウトプットだけがコストではない、という話です。

最近、文化庁は、国立の博物館、美術館を運営する三つの独立行政法人(国立文化財機構、国立美術館、国立科学博物館)に目標数値を設定しました。

展示にかかる費用を、2035年度までに入場料やグッズ販売などの自己収入で100%まかなえ、というものです。

稼ぐ力が必要、とか、そういう話なのかもしれませんが、稼ぐ必要がないから国立の博物館なのでは…?

文化に厳しい政治ですね〜。金が儲かれば武器も売り放題(じゃないけどそれに近い)んだから、博物館も武器を売ったらいいってことか?。


住宅価格がただでさえ高止まりしているのに加え、ナフサショックで価格が上がっただけでなく、家が建てられるかもわからない状況になってきています。

昨日、「武器は生き方に合っていないと役に立たない」と書きました。
「稼ぐ力」が武器だとして、それが博物館に合っているのか。工務店に合っているのか。

博物館も茶苑海月もよかったけれど、こんなことを考えると、ちょっとしんどい気持ちにもなってしまいました。
ま、でも、ここはおすすめです。