もう処暑を迎えたのに
あち〜ですね。
ここのところ事務所(自宅)仕事の時の
昼飯は蕎麦ばっかりです。
わさびも大量に消費してしまいます。
まあ、わさびって大量に使うような
ものじゃないんだろうけど
チューブわさびって手軽なので
ついつい使っちゃうんだよな〜
今お気に入りはこれ
地元・静岡のわさびです。
原材料はこんな感じ
一応、わさびっぽいものは
本わさびだけです。
(安いチューブわさびは
ホースラディッシュとかが多い)
でも、添加物に香辛料抽出物
なんてのが入ってるから
本わさびだけだと辛味が足りない
ってことなのかな〜
この食品表示からだと
本わさびがどのぐらい使われているか
わかりません。
なんて書くと悪口のようですが
他のチューブわさびよりだいぶマシ
だと思ってます(値段もちょっとだけ高い)。
住宅も似たようなことがある気がします。
「自然素材の家」とか「職人の技術」とか
そういうものの割合は
全然わかんないんですよね。
自然素材の定義自体も
僕は未だにどうもわかってないですが
不自然素材(って言わないか)と自然素材の割合は
どのぐらいなのかを明示している例は
みたことがありません。
でも、接着剤を使わない、とか
合板を使わない、ということを決めて
取り組んでいるところはあります。
大変だろうと思うけれど
そういう取り組みにも表現にも
敬意を表します。
家全体が自然素材ということは
もはやあり得ないので
構造材は〇〇100%とか
床材は〇〇100%とか
そういう宣言ならできるのでは?
もちろん、自分を縛ることになるけれど
それがお客さんへの約束にもなる。
職人の技術、の方になると
ますます難しくなるけれど
これもやっぱり
大工は100%自社大工とか
言えるところがあれば
言っていくのがいい。
そういう割合をオープンにできる
ということは
この会社、信頼できそうだな
という反応につながるのでは。
なんてことをチューブわさびを
モリモリと出しながら考えていたのでした。
まあ、本わさびをすりおろすのが
一番いいんだけどさ…
というわけで、仕事を本わさび的にやる
ってのが究極的な答えだろうな〜
どうせコスト高ならそのコスト高を
体験とか感動とか、そういう価値に転じないと
安いチューブわさびに駆逐されてしまうのだ。