ここ数日、このブログを読んで「なんか教科書みたいな文章だな」と感じた方はいらっしゃいますか?
「けっしてAIに書かせたわけではない…」
と言いたいところですが、実は半分くらい嘘です。
文章の最終的な仕上げはすべて僕がやっていますが、ベースとなる構成や一部の内容、そして画像はAIにつくってもらったものだったのです。

Googleの新ツール「Antigravity」とは
まあ、コタツ記事的なブログの場合は、以前からAIに画像を作ってもらっていました。
自作の「ブログ画像プロンプトメーカー」に本文をコピペして、指示を出して画像をつくらせる、というやり方です。
しかし、今週試していたのは、それとは全く違う次元のやり方です。
使っていたのは、Googleから昨年リリースされた「Antigravity」というアプリケーション。
一般的には「IDE」などと呼ばれる、ソフトウェア開発用のツールです。

「ソフトウェア開発用? 自分には関係ないな」と思我たかもしれませんが、Antigravityは、AIを駆使して「あれこれ」やってくれるこれまでのツールとは一線を画す存在です。
自分でプログラムコードを書く必要がなく、欲しい機能を言葉で指示するだけで、AIがプログラムを組み上げてくれます。
いわゆる「ノーコード開発」というやつですね。
僕もこのツールを使って、Chromeの拡張機能やWebアプリケーションをいくつか作ってみました。
(それは本題じゃないけど)

AIがブログも書く?一週間の実験報告
さて、ここからが本題です。
このAntigravity、なんとブログも書いてくれるのです。 それも、画像付きで。
実はこの一週間は、その機能の実験をしていました。
これまで「AI丸出しのクソブログはやめろ」と言い続けてきた手前、生成されたものをそのまま公開しているわけではありません(という言い訳はしておきます)。
例えばこんな程度の支持を出すと
- ブログの体裁(画像のサイズ、ファイル名規則、見出しの付け方など)
- その日のテーマ(「◯◯についてブログ書いて」という指示)
これだけで、タイトル、本文、抜粋、見出し、そして画像までもが、WordPressにそのまま貼り付けられる状態で生成されてきます。
という感じで、限りなく楽チンにブログができてしまう…
「教科書くさい」文章の正体
手抜きブログとして運用するなら、これで「完成」にしてもいいレベルです。
(僕が否定的なAIクソブログに限りなく近い…いや、そのものですが)
僕の過去のブログを読み込ませて、文体や傾向も真似させているので、パッと見は僕が書いたように見えるかもしれません。
しかし、やっぱり「真似はマネ」。
本人から見ると、どこか物足りないのです。
結局、僕は、一から書いた文章を読み込ませて、見出しや画像を作ってもらったり、リスト(箇条書き)を整えてもらう、程度のことに使っています。
今回の例↓

↑ 先に定めたルールに基づいて、この文章整えて、と言う指示。

↑見出しとか、リストとかのHTMLタグをつけてくれます。同時に勝手にちょっと文章をいじられたりもする。

↑画像は文章に合わせていくつか勝手に作ってくれます。ファイル名も事前に決めたルールに基づいてつきます。
ただ、全体的に勝手に教科書っぽく整えようとしやがるのです。
どうしても一般論に寄っていってしまうのです。

一般論が悪いとは言いません。
しかし、ネット上にはすでに「正しい一般論」があふれかえっています。
それを僕がもう一回繰り返したところで、そこに社会的な価値はあるのでしょうか?
住宅にも通じる「価値」の話
「たまたま見てくれたファンが、その話に触れて何か気づきがあればいい」
そう割り切ることもできますが、本質的には、一般的な知識や情報の価値は限りなく低くなってしまっています。
(本当に価値が低いのではなく、ネット上では供給過多で価値が薄まっている、という意味ですが)
よく見たら違うけれど、よく見ない人にはその違いがわからない。
これ、住宅業界にも言えることではないでしょうか。

(へんな文字がついて生成されたけど、今回はそのまま使ってみよう)
性能も仕様も「教科書通り」にきちんとしている。
でも、どこか工業製品的で、誰が住んでも同じような家。
一方で、住む人のこだわりや、作り手の想い(=個性)が反映された家。
AIが書いた「正しいブログ」と、人間が書いた「味わいのあるブログ」。
これからの時代、選ばれるのは間違いなく後者であり、住宅もまた同じなのだと、今回の実験を通して改めて感じました。
って、ああ〜やっぱり教科書くせえなあ!
来週から元に戻そ〜っと。
