風が強い日

風が強い日、だったなあ。風って、家を建てる前の住まい手さんはあまり気にしないかもだけど、建築中も建った後も、結構影響されますよね。


The Street Slidersの『風が強い日』を思い出すような…というよりもっと風が強い日、だったなあ…

秋がなくなっちゃって、夏の次は冬、なんて話がよく出ますけど、一昨日までが秋で、昨日から冬なのかな〜、というぐらい、昨日と今日の浜松は寒い…

アメダスの記録では今朝の最低気温が-0.3℃、メダカの鉢が、今シーズン(たぶん)初凍結です。

マイナス1℃にすら達していないので、もっと寒い地域の人から見たら、甘いこと言ってるな、と思われるかもしれません。

しかしですね。

浜松は風が強い。

こちら、昨日のアメダス観測データです。
風速10m/sというと傘をさしていられないぐらいの風です。

10m/sはならした値で、最大瞬間風速はこんな感じ。

平均風速で10m/s(傘が無理なやつ)で、最大瞬間は23.0m/s。

僕、ちょうどこのタイミングで外出してたんですが、雪も降ってい吹雪のようで、無事帰れるのかな…と心配しました(雪国の人から見たら、何事も起こっていないレベル…風を除いては)。

雪はともかく、風は強くて、外出中に、家も猛烈に揺れたようです。

我が家はもう四半世紀前の建築で、気密性能も高くありません。風が吹くと障子がバタバタします。
こんなのは、今時の家ではない(はず)からか、強風と気密の関係って、あんまり意識されませんね。

気密測定は風が強い場合はやっちゃあかん(内外圧の差がおかしくなるので)、ということになっています。(風があると測定値がブレるので、JISでも外部風速3m/s以下が条件です)

目安として測定するので、測定条件を揃えるのは当然ですね。

ただ、実際に生活する場合は、測定時の目張りもないし、昨日みたいに強風な日もあります。どうしても風の影響は受けるわけです。

浜松は冬場はいつも強い風が吹いているけど、同じ静岡県内でも、そんなに風が吹かない地域もあります。

耐風等級は、耐震等級に比べると話題に上ることが少ないですが、こう強い風が吹くと、そんな性能も大事だよな〜、なんて思いつつ、だからと言って、屋根がなくなって窓が小さくなってシャッターがついて…家が要塞化しがちですね。


(要塞のような家、ってAIに描かせたら、割とありそうな雰囲気の家が出てきた…町中要塞だらけってことか…)

というわけで、バナキュラー的な、浜松で言えば槇囲いなんかがいいよな〜

ま、敷地も小さくなってきて、手入れもしたくない、という要求が多いし、植栽で全ての風が防げるわけではないので、要塞化する方が簡単ではあるんだけど…それでいいのか?

浜松は冬に強い風が吹く土地で、防風の槇の生垣が発達してきたようです。
「風をいなす」っていう、土地の知恵を捨てて、全部建物に責任をおっ被せるのも、どんなもんかな〜