仕事は「なぜ」の質で変わる

ミーティング中に出た「イカのキンタマってなんですか」という問いに可能性を見出したお話です。割とマジに。


イカ、美味しいですよね。
煮ても焼いても美味しい。刺身も美味しい。
塩辛も美味いよな〜。

と、イカの美味しさだけを書いて終わりたいところですが、そうはイカのキンタマ。

コミュニケーションは難しい?

とある工務店さんで、スタッフみんなとミーティングをしていたときのことです。

僕も混ぜてもらって好き勝手なことを言ってきました、いつものように。
(とはいえ100%好きなこと言ってるかというと…90%ぐらいかな?)

その時のミーティングのメモに、こんな言葉が残っていました。

イカのキンタマ

???

この言葉、社長が放ったものです。

その時の若いスタッフは、まさに???

AIは全てを解決しない

もしこの時、AIに聞いてみよう! としていたら?

ChatGPTに「イカのキンタマって何?」と聞いてみました。

「イカのキンタマ」という表現は、主に**俗称(スラング)**です。文脈によって意味が異なりますが、一般的には次の2つの可能性があります。

① イカの精巣(オスの生殖器)

イカは雌雄異体(オス・メスが分かれている)で、オスには**精巣(せいそう)**があります。

代表例:🦑 スルメイカ
• 精巣は外から見える「玉」の形ではありません。
• 胴体(外套膜)の内部に細長く存在します。
• 見た目は白っぽい組織で、「白子」と呼ばれることもあります(魚の白子とは厳密には別)。

したがって、生物学的に言えば「イカのキンタマ」は精巣のことを指す俗語と考えられます。

② 食品としての「白子」や内臓の一部を指す俗称

居酒屋などで、イカの内臓(特にオスの白子部分)を冗談めかしてそう呼ぶことがあります。

例:
• 「イカの白子焼き」
• 「イカの内臓串」

ただし、正式な料理名ではありません。

重要な補足
• イカは哺乳類ではないため、「睾丸」のように外部にぶら下がる器官はありません。
• 見た目が人間のそれに似ている部位は存在しません。
• 単なる冗談・ネットスラングとして使われるケースも多いです。

もしこの言葉を聞いた具体的な場面(料理・釣り・ネットミームなど)があれば、文脈を教えてください。
より正確に解説できます。

Geminiにも聞いてみよう

その言葉、初めて聞くと「えっ、イカにそんな部位があるの?」と驚きますよね。

結論から言うと、「イカのキンタマ」というのは俗称(あだ名)で、正体はイカの「精巣」や「精巣包(せいそうほう)」のことを指します。

見た目や役割からそう呼ばれることがありますが、実はちょっとした雑学や、地域によっては珍味としての側面もあります。

1. 正体は「精巣」
オスの子持ちイカなどを捌いているときに出てくる、白くて細長い袋のような組織がそれです。

見た目: 白くてツルッとしており、少し粘り気があることもあります。

食用: 一般的にはあまり流通しませんが、産地や釣り人の間では「イカの白子」として煮付けや塩辛の隠し味に使われることがあります。

2. 注意点:食べるときは気をつけて!
もし生のイカを捌いていてこれを見つけた場合、注意が必要です。

精子嚢(せいしのう)の存在: イカの精巣付近には「精子嚢」という小さなカプセルがあり、これが口の中の粘膜に刺さると激痛が走ることがあります。生食は避け、しっかり加熱するか、知識がない場合は取り除くのが無難です。

3. なぜそんな名前で呼ばれるのか?
単に「精巣=キンタマ」という連想もありますが、一部の地域や業界では、形が似ている他の部位や、あるいは全く別の魚介類(ボラのへそなど)を冗談めかしてそう呼ぶ文化があったりします。

豆知識: > ちなみに、居酒屋などで「イカのキンタマ」というメニューがあったとしたら、それは大抵、希少部位を面白おかしく呼んでいるケースがほとんどです。

イカの解剖や、他にも気になる「海の生き物の不思議な部位」について詳しく知りたいですか?

どっちもバカだね〜!

この質問は、どちらも高速モード・自動モードなどの、速度の速いモード(初期値は多分これ)で行いました。思考モードと呼ばれるような、ちゃんと考えてみてくれるモードでは、正解を答えてきました、一応ヤツらの名誉のため。

正しい「イカのキンタマ」とは

そう、イカのキンタマとは、「そうはイカのキンタマ」
そうはいかない、という言い方の砕けた、というか冗談交じりの表現です。

しかし社長は「そうは」を省略しました。

文脈を読まずに「イカのキンタマ」という言葉だけを受け取れば、AIが答えてくる内容もむべなるかな。

しかし、AI云々以前に、スタッフが社長に「イカの金玉って何ですか」と質問したのです。

こうやってわからないことがすぐ聞けるのは素晴らしい。

何? 何故? どうして?

自分が疑問に思ったことを人にたずねたり、あるいは自分が考えていることを人に伝えたり。

これが意外と、普段の仕事から欠落していることが多いです。

〇〇のキッチン、△△のお風呂、断熱投球XX…というのは全部、結果としての現象です。

なぜそうしたか?

お客さんが希望したから? お客さんの希望より、こっちの方がいいから? なら、なぜいいの?

そうした、設備選びやスペック的なものももちろんですが、やはりプランに、そこが一番現れるはずです。

なぜここが玄関なの? なぜ2階リビングなの? なぜこの部屋の窓はこんなに小さいの? 

設計には、ぜ〜んぶ理由がある。施工にももちろん、ある。

こうしたかったけど、予算の都合でこうなった、ということだって、もちろんある。

そういうことが全部、言葉で伝えられるようになっているところは強い。

見学会にお邪魔させていただくと、ここは極端に分かれる気がします。
いや、見学会だけじゃないかな〜。SNSとかwebサイトでも、同じかもしれない。

設備や製品の説明ばかりしているところと、意図をさりげなく説明しているところの違い。

「なぜ」の種類が、お客さんとの相性

なぜ窓が小さいの? に対して

「断熱性能を上げるために小さくしました」
「隣家の視線を切り、落ち着いて読書ができる場所にするためです」

って、どっちが「なるほど」と思うだろうか。

なぜここに大きな玄関土間があるの?

「ベビーカーや自転車を置けるように広くしました」
もいいんだけど

「雨の日でも、外の片付けを急がずに『ただいま』と一息つける余白を作りました」
の方が、いい、と思う人もいるでしょう。

この「なぜ」と、その答えの種類が、お客さんとの相性と言えるかもしれません。

なんとなくでも仕事は出来ます。それが素晴らしかったりする場合は「才能」というべきかもしれません。でも、たまたま、かもしれません。

しかし、その才能は、「なぜ」を見つけておかないと、再現性が低くなるかもしれません。
人に伝えることも難しくなります。最近よく聞く言葉で言えば「言語化」ってやつです。

これはもちろん、プランに限りません。会社のいろいろなことを、組織に浸透させ、次代に残していくために必要なことです。その上で、変えていくこと、残していくことが決まっていく(これはまた改めて書きます)。

他人に伝えるだけでなくて、自分の仕事の結果の安定・成長にも「なぜ」という自問は必要なんだよな〜

割と、この辺から目を背けている社長も多いけど、そうはイカのキンタマ、です!