世界同時株安…みたいなことになってますね、
今回は利上げと中東情勢が主な理由、なんて言われてますけど、それでも数年前からは想像できないぐらいの高い株価です。
今回、含み益が減ってゲンナリしている人もいるだろうし、しかし、長期的に見ればだいぶ含み益が増えている人もいるでしょう。
含み益は確定したものではないのですが、「資産効果」といって、自分の資産が増えたら支出も増える、みたいなことがあります。
東京のマンションが高騰していくのなんかは、この資産効果による更なる投資、みたいなところも多いのかな?
有価証券を持っていない人は、株高・株安なんて関係ない、なんて声も聞きますが、株価の変動によって、モノの価格も変わってきたりするので、無関係ではないですね。
ただ、資産効果で気が大きくなって不動産取得、なんて人は、そこらじゅうにいるわけでもないような。
はからずも「東京のマンション」という話題になりました。
金融市場の話題を報道する人も、大抵、東京に住んでいます。
金融投資をしている人の割合も、ダントツで東京が多いです。
富裕層の数、率も東京が多いです。
東京で起きていることと、地方で起きていることは違っても、なんだか日本全体のことみたいになっている…という気がします。
東京では中古のマンションも1億円越え(まあ、東京のどこかによるから、これも大雑把な主語だけど)、しかし、地方なら、1億円もあるなら、一般的な家なら余裕で建つはずです。
でも、なかなかそうはいきません。なぜか? 株価が高い、という「景気」は、地方都市での「資産効果」を産んでいない、ってことですよね。
産んでいたとしても、それ以上に住宅価格の高騰が大きい。
「株高で景気がいいらしい」というニュースは、地方で投資をしていない施主にとっては、追い風どころか向かい風に見えていたりするかもしれません。
資産は増えてないのに、家の値段だけ上がっていくんだから。

でも、見方を変えると、景気というデカい主語から、降りていいかもしれません。地方の工務店は。
東京のマンションを売る人は、相場や投資効果という大きな波に乗らないといけない。
でも、地方の工務店が相手にしているのは、相場じゃなくて、目の前の一人です。
あのご家族が、どう暮らしたいのか。いくら出せるのか。
それは、ニュースを何回見てもわからない。AIに聞いても、真実はわからない。直接お話しするしかない。
その距離の近さは、大手にもメディアにも、ないんだよな〜。
値段が理不尽に高い、今みたいな時代こそ、「なぜ高いのか」を、施主と同じ側に立って話すしかないんじゃなかろうか。木材が、設備が、手間賃が、これだけ上がってます、と。
気が大きくなった客に勢いで売るんじゃなくて、慎重になっている客の隣に座って、一緒に算盤を弾く。
資産効果で浮かれていない施主ほど、その誠実さは効くはずです。
まあ、問題は、浮かれていない、というよりは、逆風にさらされている気がしてしまうので、そもそも住宅取得を諦めてしまう「気分」の方かもしれません。
東京の浮かれた気分と、地方の「その気」は違う。
なんてことは、みんな言われなくてもわかってるかもしれないけど。
(みんな、というデカい主語もまた、問題だな〜)
お金の話はほとんどの工務店が大っぴらにしていませんけど、こんな時代だから、早い段階で相談に乗ります、というメッセージを出していっていいんじゃないかな。
