以前にも案内した柿木会の勉強会が、去る7月22日に開かれました。
テーマは「しつらい」
みなさん、「建築屋」として、建築物はちゃんと作っている(という前提にします)けれど、その「建築」が、どれだけお客さんに届いているか? というのが、最近の僕の疑問というかテーマというか。

よく引用するスチュアート・ブランドの「6つのSの層」

線の太さが長持ちの
尺度になっていて
時間的尺度が長い順に
(1)敷地(SITE)
(2)構造(STRUCTURE)
(3)外装(SKIN)
(4)設備(SERVICES)
(5)空間設計(SPACE PLAN)
(6)家具調度(STUFF)
主に工務店がアピールするのは構造・外装(というか外の見た目?)・設備あたりでしょうか。
長く使う必要がある、これらの要素が大切なのはもちろんです。
だからこそ、これらは、お客さんの要望とか予算とかに左右されず、いつも確実なものを提供することが大事です。
言い換えると、そこで競わなくて、いつも最上のものを提供して欲しいな、と…
(というのは、今回のテーマではないんですが、僕の中での裏テーマです)
住まい手が実際に日々触れる、空間設計や家具調度。特に家具調度は軽んじられてるな〜、というところから、今回の勉強会に至りました。
講師をお願いしたのは、設計事務所を営みつつ、「しつらい屋」として、工務店のモデルハウスなどのしつらいを手がけている奥野幸子さん。

↑奥野さん
新築間もない提坂工務店・中田大地専務のご自宅をお借りしての、しつらいの勉強会です。

↑後ろ姿だけど中田さん
中田専務自身も、空間のアレンジに関心が強いし、奥さんがフラワーアレンジもされていて、元々いい感じのしつらいの空間です。
そこに、奥野さんが持ってきてくれたアイテムを使い、さらに盛ってみよう、と、(主に)オッサンらが、ああでもない、こうでもない、とやってみる…

アイテムの力もあるので、それっぽく仕上がったような気がしますが、奥野さんのアドバイスを聞いてみると、なるほど、という感じです。

センスも問われるけど、メソッドは確かにあるなあ、と。
(この辺の話も伺いましたけど、ブログ上ではナイショ。来た人だけのお得です)
今回の写真は、中田専務の奥様が撮ったものをお借りしました。
(アイテムを広げている写真だけ僕がスマホで撮ったもの。違いがわかるなあ〜)
いい感じにしつらえて、いい感じに写真を撮る。
どう見せるか、魅せるかを考える。
建築の本筋と違う、と、目を向けてこなかった人もいるかもしれません。
というより、そんなこと気にもしなかった、というのが本音かも?
でも、お客さんにとって、一番最初に目に入るのは、そういう部分です。
暮らし始めてからも、生活が楽しくなる大きな要素でもあります。
そういうことに気がついて、魅せ方が変わってく機会になったらいいな〜。
中田さん、奥野さんに改めて感謝です。
中田さんの工務店・提坂工務店
奥野さんのしつらい屋

この勉強会「柿木会」の趣旨は、共同呼びかけ人・マクスの鈴木社長のブログをご覧くださいませ。


