毎日のように個人情報漏洩の報道、そして自分宛にも、漏洩しましたというお詫びメールがきます。
知人の会社(工務店ではない)でも、漏洩があったそうで…
そっち系の対策もまた触れたいですが、今回は個人情報は個人情報でも、ちょっと別の、そして、むしろ工務店の方にはお馴染みかもしれない話です。
現場の写真には、結構余計なものが写っちゃったりします。
表札、前の道を通った車のナンバー、たまたま歩いていた人の顔など。
家を撮っているつもりなので、撮った本人はなかなか気づかないのですが、実は写ってる、と言うことがしばしばあります。

載せる前に隠す。頭ではわかっているけど、これが地味にめんどうですね。
写真アプリを開いて、モザイクをかけて、リサイズして、書き出して、という工程が、毎回ちょっと面倒くさい。
というわけで、ブラウザだけで済ませる道具を作りました。
(作りました、と言うより、ネタがないので、引っ張り出してきました…が正しい。この手のツールだけで年内はブログか書けるぐらい、ストックがあります)
外出時とか、スマホだけしかない時にブログを書く、自分のための道具ですが、使えそうな人がいたらどうぞ。
blurfit(ブラーフィット)
名前は、ぼかす(blur)と、サイズを収める(fit)から。
出来ることは単純です。まさに名前の内容だけ。

スマホやPCから写真を放り込む。
JPEG、PNG、WebP、iPhoneのHEICもそのまま入ります。
(HEICって対応していないツールも多いので、ここはポイント)

読み込ませた画像の、隠したいところを、四角で囲むか、ブラシでなぞる。
仕上がりはモザイク、すりガラス、黒塗りから選べます。
↓ノンアルコールとか書いてある部分を四角で囲んで

↓モザイク

最後に長辺のサイズと形式を選んで書き出す。
ブログなら1600px、スマホやSNSなら1200px、という目安をページに置いてあります。
(これも僕の仕様に合わせてあります)
↓黒塗りとかも足してみた例

ここまでは、まあ、よくある画像加工ツールです。
それともう一点、目に見えない情報も隠しています。
位置情報です。
スマホで撮った写真には、設定によっては、撮影した場所の情報が入っています。
目に見える表札を隠しても、ファイルの中身が場所を教えているかもしれない。
なので、書き出すときに位置情報(EXIF)は自動で消えるようにしました。
撮影場所も、カメラ情報も、まとめて消します。
(主要なSNSは、公開する際に位置情報は消してくれますが、アップした写真に入っていた位置情報は、SNSの運用元には伝わっちゃいます)
位置情報のことも、過去にブログで書いてますので、関心のある方はチェックしておいてください。
標準状態のWordPressだと、垂れ流しになってます。


もうひとつ。
写真は、どこにも送信されません。
処理はぜんぶ、手元のパソコンやスマホのブラウザの中で終わります。
僕のサーバーにもアップされません。
施主さんの未公開の写真を、知らないサーバーに預けるのは、気持ちのいいものではないですから。
というわけで、いろんな面でプライバシーに配慮した素晴らしいツールです!
とはいえ、どこまで隠せば、隠したことになるのか。
外観の写真なら、家の形や周りの景色で場所がわかる人にはわかってしまうし、その線引きは、答えが出たわけじゃないんですけど。
割とへっちゃらでアップしている人も見かけますけど、自分に置き換えてみたら、他人のwebサイトに顔写真が写り込んでたら、気分良くないですよね。許可が取れていない限りは、ぜひ何らかの処置をしておきましょう。
前に作った「画像まっすぐ補正」の仲間です↓
(が、まっすぐ補正は、一旦画像を僕のサーバーで処理したあと、削除しています。これもブラウザ単独で動くように直そうかなあ)

