九州から戻って翌日
愛知県でブログセミナーの
2ヶ月会
両手にお酒がないと落ち着かない
などと妄言を吐いていたような記憶が少しある…
それに先立って
愛知県岡崎市の
「わがまま実現ハウスメーカー」
ハウスウェルさんの
建物を見せてもらいました。
ハウスウェルの新田謙次さんとは
ブログセミナーで知り合って
「にったっち」と呼んでいます。
↓にったっちのブログ
ずっと輸入住宅に取り組んできた人で
ブログではいつも拝見していたけど
実物を見せてもらうのははじめて。
お互い、住宅デザインの指向性が
違うのは承知しているので
何が起こるかな〜
とドキドキしながら見学です。
↑二軒並んだハウスウェルさんの建物
見せていただいたのは右側の
完成間近のおうちです。
天井が高い!
我が家の倍はあります(嘘)
家具も家にあうように
コーディネートされている
シャンデリアの影って
こんなふうに出るんだな〜
キッチンもこのとおり
家のイメージに馴染んでます。
水栓とか
手すりも抜かりない。
正直言って
輸入住宅のことを
食わず嫌い的に捉えていましたが
お施主さんにとって
好きなものに囲まれる嬉しさや
ノブやスイッチなどの手に触れるものは
そこらへんの工務店(って言い方悪いけど)
がテキトーにつけている大手メーカー品より
ずっとずっと感じがよい
かように先入観に凝り固まっていた
ワタクシの目を覚ましてくれたのでした。
↑あ、目、覚めてなかった…?
町並み景観、という観点では
自分が以前プロデュースしていた町に
似合うかというとそうではないけれど
それは絶対的評価ではないですもんね。
というより、新興住宅街では
そんなことお構いなしの
その時その時の流行りのデザインの家が
乱立して、20年も経つと
素材もデザインも劣化してしまう
そうすると住まい手も
家に対する愛着がなくなってしまう
そんな家が多いですけれど
わがままを目一杯聞いてもらって
好きなものに囲まれて
デザインにも変わらぬ主張があって
そういう家は、物理的だけでなく
住まい手の心理的な耐久性も
永いんだろうな〜なんて感じたのでした。
あれ、褒めすぎたかなあ…
でもとにかく、お客さんがとても楽しんで
家づくりをしているだろうな〜
ということが、住まいからもブログからも
伝わってきます。
これは本当に大切なこと
完成状態で販売する分譲住宅なら
スペックで売るのもいいですが
(というかスペック以外で売り文句がない)
お客さんが家づくりのパートナーに
選んでくれたんだったら
その家づくり体験が最良のものになるように
力を尽くすのが、つくり手の使命ですね。