浜松は入政建築さんの
aisuの町角・モデルハウスが
プレオープンしまして
お邪魔してきました。
aisuの町角は4区画の分譲地です。
区画間に仕切りなど設けず
緩やかにつながる街で
建つ家は全て入政建築さんの
オリジナルブランド「aisuの家」
その町角に建つ
期間限定モデルハウスです。
aisuの家は
セミオーダー型規格住宅で
6m角の母屋にオプションの下屋つき
6m角って小さいんじゃないか
と思うかもしれませんが
それは作りよう、ってもので
お客さんには数字の先入観より
実物を見てもらえばわかる
ということで
モデルハウスの存在というのは
やっぱり大きいですね。
部屋が集まって家ができる
のではなく
決まった6m角の中で
どう考えるか
という設計になるわけで
躯体の大きさという
制約があるからこそ
提案がしやすくなる
という逆説的なことを
実現しています。
大きなひと部屋的な家を
考えるのに欠かせないとして
空気集熱式ソーラー
びおソーラーを
標準採用しています。
こちらは小屋裏の
空気循環取り入れ口↓
家の真ん中に
集熱空気を下すダクト↓
階段も面白い「装置」に
なっていました。
訪れたのは少し
陽が傾きかけていた
時間帯で
しかもこの日はこの冬一番では
というぐらい寒かったのですが
躯体性能と太陽熱のおかげで
ポカポカでした。
経験を積んだ実務者なら
図面を見たり仕様を見ることで
その家がどんな家になるか
想像がつきますが
一般のお客さんはそうはいきません。
特に
家が大きな一つの空間とか
太陽熱利用とか
お客さんが今まで経験したことの
ないことについて
写真や動画、文字だけで伝えるのは
とても大変なことです。
もちろん、伝えるために
様々な努力は必要ですが
百聞は一見にしかず
モデルハウスが
それも住宅展示場にあるような
巨大かつ絢爛仕様ではなく
実際に人が暮らすための家が
雄弁に語ってくれます。
身の回りの工務店さんも
モデルハウスや
それに準ずる拠点を持つところが
増えてきました。
常に流行を追いかけていると
モデルハウスが陳腐化してしまいますが
自社のスタンダードを
きちんと追求したモデルだったら
年月が経っても引き続き
雄弁に語ってくれるはずです。
もちろん移動モデル型で
次々に建てていく手もありますが
いずれにしても
自分たちの作る建物のモデル
なので
あっち行ったりこっち行ったり
ではなくて
これがうちの建物です
という芯を持って
見せられるものを作りましょう!