恒星があるから、衛星も輝く

工務店の集まりに「衛星野郎」という言葉をもらいました。現場にどっぷりじゃないから見える角度がある。月に太陽をやれと期待されていた時期もあったけど、月には月の仕事があります。


昨日、このようなブログを公開しましたが、同じことを、一緒に取り組んだすーさんはこの熱量で語っています。

思いとしては同じなんだけど、表現がずいぶん違うものになってしまいました。

元々思っていたことや、やっていくうちに気がついたことなどもあり、その気づきは僕の言い訳だけでなくて、工務店の皆さんにも役立つかもな〜なんて思ったので、記しておきます。

衛星野郎、という言葉がしっくりきた

当日の参加者であり、次回のホストをお願いしたkameplan architectsの大出さんがコメントをくれました。

要約すると

悩みに対して答えを提示するのがFC本部の役割だったけど、今の時代は『悩みを共有する』方向性の方が正解かもしれない。そういう場を作るのは、バリバリ現場展開している工務店ではなく、僕ら衛星野郎かもしれない

大出さんも僕も、「OMソーラー協会」(当時)の出身です。
僕はその後、「町の工務店ネット」の運営に携わっていました。

OMソーラーはFC(VCと名乗っていました)、町の工務店ネットはFCではありませんが、会費をいただき、集まった工務店さんに何かを買ってもらったり、何かを作ってもらったり、ということで運営会社の利潤をあげていました。

どちらのスタイルも、参加者が期待し、応えられているのなら、なんの問題もないと思います。

誰が何をしたかったのか?

これに対して今回の会は、主催者・参加者はどういう意図なのか。特に参加者側は初めてということもあって、よくわからないまま、という方もいたかもしれません。

すーさん(鈴木社長)はブログに書いているように、自分も学ばせてもらった、次世代に恩送りをしたい、ということ。
あおちゃん(林社長)は、最初は尻込みしていたんだけど、すーさんと僕が、その真っ直ぐさ(お客さんにいいことをする!)にヤられて誘った。

では僕は? 
FC、VCを始めたいわけではありません。
集まった方から仕事を受注したいな〜というスケベ心は、今んとこないつもりです(今、まあまあ忙しいので余裕ぶっこいてるだけかもしれませんが)

前職の退職後、昔の仲間が集まる機会が欲しい、という話をたびたびいただくので、一年に一回ぐらい、どこか見に行って酒飲んで…みたいな機会を作ってきました。これはこれで参考になるし酒も飲めるし、続けていきたい。

ただ、この場合って、何が「太陽」なんだろう?

大出さんの「衛星」という言葉がしっくりきたのです。

中心で輝きたくない

僕は恒星ではなく衛星、月は太陽がないと輝けない。

太陽が、随分巨大なエネルギーをもたらすのに対して、じゃあ月は何の役にも立たないかと言えば、月齢、という形で人の営みを支える役に立ったり、潮の満ち引きに影響したりと、月には月の仕事があります。
太陽の代わりにはなれないし、ならなくていい。

今思えば、僕が前職を離れたのも、月に太陽をやれ、と期待されていたからかもしれません。
人を集めるにしても、自分が太陽、という集まりを期待されても、ずっと腰が重いままでした。

むしろ、太陽的に人を集めるより、月として別の角度で動いている、というのが自分の役割かな?

太陽がなくなれば人類は滅んでしまうけど、月だって、もしなくなれば、地軸の傾きが変わったり、海の循環にも影響が出るし、季節もメチャクチャになる可能性がある。大きさもエネルギーも小さいけど、影響力はあるのだ。

というわけで、太陽やらね〜。月で行きます!

ごうごうと燃える眩しく熱い太陽だけだと、裏側は真っ暗闇になっちゃうので、月明かりが欲しい時だってあるでしょ?