藁に入った納豆のような

調達しやすい、というのは、近くにある、値段が安い、扱いが簡単、色々ありますが…


日曜恒例メシの話。

納豆が好きです。一日三回食べちゃう日もあります。

納豆って時々テレビ番組でもてはやされて、そうすると売り場から消えちゃったりするんだよな〜困るな〜
しかしこの納豆も、ナフサショックで容器・フィルムの調達が大変…という報道を目にしました。

建築業界だけでなく、世の中みんな、大変なことになってますね…


以前読んだ、冒険家・高野秀行さんの『謎のアジア納豆: そして帰ってきた〈日本納豆〉』という本、手元にないのではっきりは覚えていないけど、納豆というのは、豊かな平野部では少なく、山でやむを得ず食べるもの、という源流があるらしい。

それはともかくとして、アジア納豆の共通点は、「植物で包んで発酵させる」ということ。
日本の納豆は、本来、ナフサなどいらないものだったはず。

たまに藁で包んだ納豆、売ってるけど、たっかいんだよな。

法律遵守や流通効率でプラスチックを使う。
今の世ではある意味避けられないことかもしれません。

でも、納豆を再び藁で包むようなことが、住宅でも出来はしないか、と、このところずっと夢想しています。


だって、プラスチックがない時代から、家はありますよね。
もちろん、昔の家は、寒くて弱い。雨も漏る。お湯も出ないし…

でも、それぞれの要素を、ナフサ由来品以外で実現することは、技術的には可能なはずです。
でもナフサ由来の方が楽だから(調達がしやすいから)、そうなっている。

調達がしやすい、というのは、家づくりの重要な要素です。
木とか土とかは、元々そこら辺にあったものですし、紙やら瓦やらも元々はそう遠くからは持ってきていない。


実際に家を作る最前線にいない僕がいくら言おうが、遠吠えに過ぎないのですが、それを承知で、納豆を藁で包むような家を目指していこうよ、と言ってみます。

100%そうするのは難しいとしても、構造材を中心に国産材、というよりもっと近くの木で家を建てるのは大変なことではないですし、そこら辺の土で土壁を作る、和紙を貼る、なんてこともまた、あるわけです。

地元産の、ナフサを使わないルーフィングとか配管なんてものは現状難しいけれど、それぞれの役割を考え直す(納豆の藁的に)ことは出来るはずです(考え直す事ができるだけで、やり変えることは、今は出来ないかもしれませんが)。
メーカー側も、そういうことを、チャンスだと捉えて動くところも、あるんじゃないかな〜

ひとまずそうやって遠吠えしておいて、藁の納豆、買ってみよっと。