AISAS、って購買行動モデル、ありましたよね〜。
それの新しいヤツ?、AIJESというのが電通グループから発表されました。
商標出願中だそうです(AISASは商標登録済)。
蓄積(Archive)、問答(Interaction)、判断(Judgment)、参加(Engagement)、評価(Score)。
ためて、AIに聞いて、決めて、関わって、評価する。それがぐるぐる回る、と。

これの評価は市場とか専門家とかに任せるとして、気になったのは、Googleがやってることとの関係です。
検索履歴もYouTubeもGmailもAndroidも、全部「蓄積」です。そこにGeminiが乗って「問答」になる。
引っかかったのは、そのあと。
リリースには、最終的な判断は人間がやる、しかも直感も駆使して、とわざわざ書いてある。
AI経由だけではない情報入手も重要である、とも。
AIに聞くだけじゃダメですよ、ということ。
これもっともらしいけれど、一方で、自社で強力なAI持ってないから言わざるを得ない、気がしたりして。
もちろん、人間の判断に価値が出てくるだろうとは、僕も思ってます。というか思いたい。
じゃあ工務店はどうするのか。
AIに拾われる情報を、ちゃんと出しておきましょう、という話にはなります。
でもこれ、前から言われてる「情報をきちんと出しとこう」の言い換えなんだよな〜。
しかも、置いとくだけなら、中身がなくても置けてしまう。
AI向けに整えた、それらしい文章を並べる。たぶん、そういうサービスもすぐ出てきます。
(というか、もうありますね)
でも、蓄積されるのは、置いた情報じゃなくて、やった仕事の方だと思うのです。
さっき、人間の判断に価値が出てほしい、と書きました。
だとすると、その判断にさらされるのは、こっちの仕事の中身の方です。
拾われやすく整えたかどうかじゃなくて、本当に価値があるかどうか。
問題はAIがそういう価値を判別しづらいこと、そして一般のお客さんもそうかもしれないこと。
わかってもらえない価値は、価値と言えるのか?
その価値は蓄積したって探してもらえないんじゃないか?
そんなジレンマはあるけど…情報を置いとくことより、価値があるものをつくるのが先、だと思う。
…と、情報を置くだけのヤツが言っております。


