ペヤングを食いながら定番について考えた

定番商品を盛り上げるために
周辺ラインナップをどんどん増やす

それは正しいやり方なのか?
定番は変化しなくていいのだろうか?

なんていうことを考えました。
…ペヤングを食いながら!

自分の感覚で料理(仕事)をしていると
果たしてこれでいいのかなと
思うことがあります。

前に書いたように
時々、あえて感覚を狂わせることで
原点に戻る、なんてことをしています。

『ひなびたごちそう』に学ぶ感覚のリセット
地域の一隅を照らす工務店を応援したい佐塚です。 相変わらず週末は猛料理です。 今週は韓国料理にしようと 思っていたけど出来上がってみたら イタリアンだったり…。 自分で好きなように作るので 自分にとっては美味しいんだけど 果たしてこれでいい...

今回も
感覚を狂わせるための装置を
調達してきました。

ノーマル1個と
変わり種5個。

ペヤングの変わり種が出ると
いらぬいらぬと思いながら
買ってしまうのです。

ただ、このところは
獄激辛とか
超超超超超超大盛やきそばペタマックス
のような

普通に食べられないものが
ラインナップに
加わっています。

SNSでのネタ用に投入されている
と言っても過言ではない…かな?

取材したニュースがありました。

これまで約500種...「ペヤング」変わり種商品、なぜ次々開発? 「提案はほぼ社長から」メーカー明かす狙い
「やばい」「面白い」――そんな声がSNSで相次ぐなど、しばしば注目を集める商品がある。まるか食品(群馬県伊勢崎市)が販売するカップ焼きそば「ペヤングソースやきそば」の変わり種シリーズだ。パクチー味やアップルパイ味、激辛シリーズ、超大盛シリー...

ペヤングの変わり種シリーズは
これまで約500種類ぐらい
発売されているそうです。

僕はそのうち何百種かは
食べてるんじゃないかと思うけど

正直言って近年の状況には
疑問を呈しています。
(でも買ってるけど)

要するに
「目立つモノ」で話題になって
「主力商品」を見直してほしい
そういう戦略のようです。

裏を返すと
主力(定番)商品への自信が
揺らいでいるのかな?

定番商品が未来永劫
ヒットし続けるかなんて
わかりません。

だからと言って
定番の味を突然変えると
従来のファンが離れるかもしれない。

様々なものを出していく中で
もしかしたら次代の定番が生まれるかも
そんな期待も少しはあるのかなあ?

「伝統」という言葉は
古いものをそのまま伝えていく
という風に思っている人が多いですが

変わらないことが伝統ではなく
本質を残しながら変化して
受け継がれていくものです。

今やっていることと完全に同じことを
ずーっとやっていていいのだろうか?

何を残して
何を変えていけばいいのか?

会社の経営というのも
突き詰めればそこにつきますね。

なんてことをペヤングで
味覚リセットをしながら
語ってみました…が…

ナポリタン風味。

うーん
これは残さなくていいかな!
(って、話題にすることで
見事にペヤングの罠にハマってしまった)