ノイズまみれでおすすめの本を紹介する

本日は法事でございまして
溜まってる本のネタで
ご勘弁いただきたく候。

僕はよくブログで
本を紹介します。

本を読んでるぜ〜と
自慢したい気持ちは
5%ぐらいで

95%は、読者の皆さんの
役に立つだろうと
思ってのことです。

これまで紹介してきた
本はこちらから

(Amazonのリンクから
買っていただくと
僕にお小遣いが入って嬉しいです)

とはいっても

忙しくて本なんか読めねえよ!

とか

オマエの紹介する本は大体よくわかんねえ

(もうちょっとソフトな言葉で)
とか言われることが多いので…

今回はその辺も考慮しての
こちらの三冊。

ご存知の方も多いでしょう
ただいま大変話題の
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』

本も読めないほど
忙しくなっちゃって本当にいいの?

という自己啓発本に
見えるかもしれませんが

本を読む動機
の話だと感じました。

『花束みたいな恋をした』
に人生に疲れ本が読めなくなって
パズドラばっかりやっている人が
出てくるそうで

パズドラはできても本は読めない
というのがこの本の軸(?)みたいになっている

パズドラというのはスマホゲーム

みなさんもスマホゲームはやらないとしても
Instagramだのfacebookだのを
見ることはできても本は読めない

そんな時間を過ごしているのでは?

昨今は情報収集にも
コスパ・タイパが求められるので

読書というのは時間がかかって
嫌われる(読めない)のかもしれません。

この本には
「読書は人生のノイズなのか?」
という章があります。

ノイズ込みの知が読書
ノイズを除去した知が情報

ノイズが除去されていた方が
手っ取り早く知識を得られるので

読書もノイズを除去しようと
速読本は一定の支持を受け

映画も早送り。
観るのではなく知るのが目的。

果たしてそれでいいのでしょうか?

ノイズというのは歴史だったり
他作品の文脈だったりします。

それらを抜いて得た知識は
本当に自分の血肉になるのだろうか?

例えば、僕のブログを読んでも
何らかの知識は得られることもありますが
ノイズも相当多いです。

というよりノイズ込みで
受け取ってくれる人にしか
届けたくない。

な〜んてことを考えてしまう
面白い一冊でした。

『生きのびるための事務』
建築家っぽいこともしていた
坂口恭平さんの原作。
道草晴子さんによる漫画です。

坂口恭平 (著), 道草晴子 (イラスト)

事務仕事をどう上手くこなす
という話ではありません。

人々に足りないのは
「才能」や「能力」、「運」ではなく
《事務》

だと説く。

スケジュールの管理、お金の管理が
《事務》であり

《事務》こそが
創造的な仕事を支える原点

10年後にどういうお金を
うみたいかを考えて
そこにスケジュールをおっつけていく

これが《事務》

それで創造的な仕事が支えられるなら
まさに経営者の仕事ではないですか。

もういっちょ
『アニメオタクの一級建築士が建築の面白さを徹底解剖する本』

『ドラゴンボール』の
魔人ブウの家は
シェル構造であり

例えば
ぎふメディアコスモスと類似している
みたいな話がいっぱい。

ここから知識を得る、というよりは

お客さんに読んでもらったり
建築経験が薄いスタッフに
読んでもらったりすると
面白いかな〜?

さて、アニメオタクの話ついでに
誰もついてきてないだろうから
ついでに更なるノイズも投入だ!

ジャンプ+で連載中の
『2.5次元の誘惑』
昨日からアニメも放送しています。

橋本悠 (著)

まあ〜エロ漫画に
見えるかもしれませんし
最初の方こそ
ちょっとそんな感じだけど

コスプレというシーンを通した
バトルであり
ラブコメであり
仕事術であり
人心掌握術であり

まあ〜オタク気質が多少あって
4巻ぐらいまで読まないと
良さはわからないかもですが
勇気ある人は挑戦してみてください。