読書・メディア

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『客観性の落とし穴』から

『客観性の落とし穴』(村上靖彦著/ちくまプリマー新書)を読みました。社会の動きや人の気持ちを測定できるように数値化していった結果、何かが失われているのではないか。そんなお話です。
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長﨑秀人さんの本『くらしの研究所』

家を建てる目的ってなんだろう? 暑さ寒さを凌ぐため? 家族が増えて手狭になったから? 家賃を払うのがもったいないから?大事なのは「くらし」であって家はあくまでも手段。そう訴える本が届きました。
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音声メディア『見えないわたしの、聞けば見えてくるラジオ』は学びの宝庫だった

自分ではうまく伝えたつもりでも相手には全然伝わらない そんなことありませんか?自分がわかっていることは相手もわかっているとは限らない ある音声メディアからそんなことを教わりました。
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建築と料理のアナロジーのはずが魯山人に説教される

日曜日は料理デーでなのでこのブログも料理ネタになりがち。料理繋がりで、昨日紹介した『教養としての建築入門』にあった料理と建築のアナロジーをもうちょっとだけ追ってみます。
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『教養としての建築入門』で再入門してみる

今更「建築入門」と言われても…とお思いかもしれませんが「見方」「作り方」「活かし方」この三つから解いていく本。自分たちの仕事を、どう見られるか、どう作るか、どう活かせるか。そんなことのヒントに再入門してみては?
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推し活! 米沢で前田慶次の足跡を巡ってきた

米沢は前田慶次郎利益、通称「前田慶次」が晩年を過ごした地です。金沢から京都へと華々しく暮らしていた慶次がどうして米沢で隠遁したのか。その地はどんなところだったのか。なんてカッコつけて書いたけど要するに「推し活」だ!
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「少ない」じゃなくて「小さい」エネルギーで暮らす

電気料金が相変わらず高いですね〜。ロシアのウクライナ侵攻に端を発した燃料高や円安が主な原因とされていますが送電費用も上がっているんですよね。大きな発電所で大規模に電気を作って運んでくるというのが現代社会です。けど、本当に遠くから持ってくるば...
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ゴルゴ13も最初は迷ってた? 「やらないこと」でのブランド化。

前に「サービス終了」の話を書きました。とある電子書籍ストアが閉店してしまうと。ここはメインで使っていたわけではなく別にいいか〜と思っていましたが救済措置がありましてそれが昨日から利用できるようになりました。hontoというサービスで買った本...
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『今を生きる思想 宮本常一 歴史は庶民がつくる』から

「新書」というのはサクッと読めて価格も安いというのは昔の話で今や1000円を上回るものが多く700ページ越えなんていう大作もあります。書籍離れが進んでいるとはいうけれど、むべなるかな…そういう現状もありながら一方で「教養ブーム」もあって生ま...
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『ハンチバック』で思い出した、とあるひどいこと

第169回芥川賞をとった市川沙央さんの「ハンチバック」を読んだ、と言うか聴きました。普段あまり文芸作品を読まないのですが重度障がいのある方の初めての芥川賞受賞ということで本人も意識的に発言し特に周辺報道でたびたび流れていたこの一節が私は紙の...