ここは静鉄・長沼駅。
あれ、駅名の他にも、なんか書いてあるね…

駅のそばにもこんなオブジェ

そう、ここはプラモデルの街・静岡の一大勢力・バンダイの工場なのです。

これ一分の一ガンダムのプラモデル(プラスチックじゃないと思うけど)

ここは、すでにあった「バンダイホビーセンター」のすぐ裏手にできた

BANDAI HOBBY CENTER PLAMO DESIGN INDUSTRIAL INSTITUTE、で、「BHCPDII」
正式名も略称も全然覚えられない…いいのかこの名前で。
というのはさておき、こちらは予約制で、工場見学とプラモデルづくりの過程を体験できる、というもの。
工場見学、好きなんだよな〜。

工場には最新の成型機がずらっと並んでいて、人の姿はほとんど見られません。
自動化が進んでるんだな〜、なんて感じてました、この時点では。
プラモデルは金型にプラスチックを流し込んで成型されます。
その金型を作るためには、当然図面が必要で、図面名称は「配置図」。
まあ、確かに、配置図だなあ。

こういう図面もたくさん見られます。図面だけでなく、アイデアスケッチみたいなものもたくさん。
ものづくりの過程が見られるって、いいですよね〜。

白って200色あんねん、と言いますけれど、200色ではないほどにしても、いろんな白でプラモデルも作られているそうで。
(ナフサ不足の影響は? って聞いてみたら、特に影響ないって。なんか拍子抜け)

真っ白い左側は1980年発売のガンダム。右側は前にブログにも書いたリバイバル。
今は多色成型といって、右側みたいに色を塗らなくても綺麗にできる仕組みが主流で、それ以外にも、印刷のような細かい表現を成型時に実現していたり、色の異なる部品も組み合わせた状態で整形したり。

↑どういう仕組みかイマイチわかりませんが、右側は塗装せずとも少ないパーツで出来上がる。

カップヌードルのプラモデルも、組み立てるだけで本物そっくり。
(本物の方が安いよな、多分)

盆栽のプラモも、リアルですが…これはどういうニーズが…盆栽を枯らしちゃう人向け?
よく、職人技の反対のような表現で「プラモデルを作るように」なんて揶揄することがあります。
規格住宅とかハウスメーカーの家などに使いがちな言葉。
確かに最近のプラモデルは、説明書通りに組み立てるだけで、結構見られる状態になります。
対して、昔のプラモデルは、精度は低いし塗装も難しい(だから面白い、とも言える)。
なので、「プラモデルみたい」という言葉も、一概に言えないなあ、と思ったり。

そして工場で驚いたのが、実はこの工場も職人技で支えられている、ということ。
多色成型の機械のチューニングは、熟練のスタッフが、その都度調整しているそうです。
一見、全自動に見えるけど、機械もちゃんと手を入れてあげないとダメだし、それが出来るのは人、ってことなんだな〜。
ここでは、プラモデザイナーの体験、みたいなことができます。もしかすると、そっちがメインなのかもしれません。

まあ、実際のプラモデルは、当然、こんな簡単に設計できるわけはないのですが、それでも、「色をどこに配置するかで生産効率が変わる」とか「パッケージから受けるお客さんのイメージ」なんかのアドバイスを受けながら、進めていくと…

ぼくのかんがえたさいきょうのガンダム! SSランクだ!
ちなみに考えたものは、印刷したものがもらえるだけで、実際のプラモデルはもらえません。
(ランナーの切れ端はもらえます)
で、最後に、限定販売品が。
しかも、ここでは売っていなくて、見学の翌日までオンラインで買える、という、限定でありながら、ちょっと考える時間がある、という仕組み。

商売上手だね〜、こういう仕組みには易々とのらないぞ…と思っていましたが…

買ってた…
まんまとマーケティングに乗せられたわけですけど、まあ、素晴らしいものづくりを味わえたからヨシ!
