ここは静岡市…

なんか見えますね。

プリミティブな住居群が。
ここは登呂遺跡。
遠方の人も、教科書で見たなあ…という反応をする、弥生時代の遺跡です。
柿木会のオプションツアーで、当初は久能山東照宮へ、と思っていたのですが、この日はびっくりするぐらい暑くて…登呂遺跡にしよう、と誰ともなく(ではなく僕が)言い出して、見学と相成りました。
登呂遺跡には、3年弱前、僕がちょうど起業する直前ぐらいに訪れたんですが

その時、芹沢銈介美術館が見られなかったんだよなあ…
遺跡の建物の話は前に書いてるので、登呂遺跡博物館内の展示について。
こんな風に樹種の展示がありました。

僕らは樹種の特性の違いを先人の知恵として知っていますけど、まだそういう体系化された知識がない頃は、さぞ大変だったんだろうなあ。

こんな木片もリサイクルされていたらしいです。材料を大切に使う、というのも当たり前といえば当たり前だけど。
米の脱穀を石でやったり、杵で籾摺りをしたり。人が生きるってのはこういうことの積み重ねなんだなあ…なんて優等生っぽく考えてみたり。


でもただ食べるためだけじゃなくて、琴なんかも出土しているそうです。
祭事用らしい?

さて、いよいよ美術館に行こう。
芹沢銈介さんは、静岡市出身の染色工芸家で、人間国宝でもあります。
こういう図柄、見たことある人も多いのでは。

芹沢銈介美術館の設計は、白井晟一さんです。
今年の頭に、松濤美術館に行ってきたけど、そちらも白井晟一さんの設計。

石と水が特徴的なこの美術館は、別名「石水館」とも呼ばれているそうです。


館内は撮影禁止。
ですが、同行した人たちは、空間と作品が喧嘩してるよねえ〜、という感想でした。
どうも、芹沢銈介さんと白井晟一さんは、この美術館の建築を巡って不仲になったとか…?
芸術家同士ってのは、難しいのかもしれないな…
登呂遺跡の原始的な住居も、芹沢銈介美術館も、直接、何かの役に立つ、ということは、たぶんありません。
ただ、忘れていた、あるいは知らなかった感覚を少し使ってみる、というだけで、こういう旅はいいんだと思います。
せっかくお出かけしたんなら、そういう経験もしておくといいですよね。
(泊まって翌日オプションに行く人が少ないから、ちょっとアピールしている)

