私が見た未来(に備えての北風商売)

時事ネタというかどうでもいいネタというか…災害に備えるのは当たり前なので黙って進めましょう。


鹿児島の十島村での地震
希望者の島外避難も始まったそうで
心配ですね…心配ですが
僕も報道もどこか他人事感…

これ、東京で起きていたら
どんなことになるんだろうなあ。

この地震を
明日・7月5日に起こる大災害
(という漫画のアレ)に
なぞらえて考える人もいるみたいだし

漫画を真に受けて
インバウンドは減ったりとか
逆に海外に渡航する人がいたりとか

人って面白いな
というのが偽らざる感想です。

そんな中、商魂たくましいというか
なんというか
これはとあるブログのスクリーンショット↓

この問題を取り上げつつ
いわゆるアフィリエイトが
貼り付けてあるのですが

件の作品はいいとして
その下の水は
「7月7日以降順次出荷」

5日に災害が起こる!
きゃー! 準備しなきゃ!
水だ! 発注!
7日以降出荷!

ほんと、人って面白いな〜

ネット上にはこの漫画にかこつけて
ポータブル蓄電池を売ろうという動き
結構見られます。

こういうの↓

では7月5日に備えて
太陽光発電と家庭用蓄電池を
つけよう!

と言ったところで
もはや間に合うはずもなく
(7日以降施工、って書けばいいのかな?)

だから、というわけではないですが
住宅業界では日頃から
災害が来る暗い未来
商売にしているわけです。

って書くと言い方が悪いけど

建築の根本は生命・財産を守ること

災害で、住んでいる人や
周囲の人が亡くなったり怪我をしたり
あるいはとても暮らしづらくなる
ということは避けるのが当たり前です。

もう一回書くけどそんなのは当たり前です。

それに必要なのは第一に

地震で倒壊しない家

津波に流されない家

地震はともかく津波に流されない家は
難しくない…? と思うかもしれませんが
場所・土地選びの問題

生命財産を守る家というのは
本来、自慢しちゃいけないレベルなのに
自慢になってしまうのがおかしい話。

これらは当たり前に
全ての会社が全うしてほしいなあ。

もちろん、この災害を凌いだ後の
停電やら何やらの際には
太陽電池+蓄電池が役に立つんでしょうけど
(今時のお家で夏場に停電したら
死んじゃうかもしれないからね)

まあ〜やっぱこの
北風商法って好きになれないなあ。

災害には当たり前にしっかり備えて
お客さんには明るい未来を語ろう!

では、よい明日を!
ドキドキしますね〜(してない)