すごいことは翻訳しないとわからない、かも

ものすごい技術があっても、その技術がお客さんにとってどう役立つのかわかんない…ってことがあるかもしれない。技術の説明ではなく、それがどういう結果を産むのか、という翻訳がいるのでは。


横浜F・マリノスの売却話が出ていて
もしどこかが勝ったら今度は
横浜FMなんちゃら、になるのかな…?

だったら横浜エフエム放送が買えば
堂々とチーム名に企業名を入れられるじゃん!
なんて思いました。
(きっと同じこと考えてる人いっぱいいるだろうけど)

Jリーグのチームの母体は
プロ野球ほど企業色が強くないですが
リーグ発足時は自動車や重工業・電機系が
多かったのが、今やIT系がかなりの割合です。

日本は「ものづくり大国」
というのは今や昔というか

Jリーグのスポンサーにもなっていたような
大手家電メーカーの品質も
だいぶ下がっていると実感しています。

手に触れるモノという意味でのものづくりは
本当に衰退してしまっているんだろうか…?

そんなご時世ですが
現場で大工仕事を見せてもらうと
やっぱりすごいなあ〜と素直に思います。

しかしながら
すごくないな〜という現場に
出くわしてしまうこともあります。

すごくないところは…
今回は置いといて

すごいところも
その「すごさ」がお客さんに
伝わっているか?

すごさ、だけ伝わっても
お客さんはわからないのではないか?

なんてことを感じています。

仕口がピタリとあっているのと
そうでもないのとで
家事が楽になったり
省エネになったりするわけではない…

でも、一つ一つ紐解いていけば
どうでしょう?

毎日手に触れる取っ手や手すり
裸足でいつも触れている床の
触り心地がいいかとか

そういうことも大事ですよね。

お客さんは
「すごい大工技術の家」が
欲しいわけではなくて

すごい大工技術の結果
肌触りがいいとか
建具がストレスなく動くとか

そういうところに翻訳していかないと
魅力として伝わらないのかもしれません。

そういや、ドラえもん
ほんやくコンニャクってあったなあ。
翻訳して〜ドラえも〜ん!