先日
「早く行くなら一人、遠くへ行くならみんな」的なことわざのブログを書きましたけど
YKKが
パナソニックハウジングソリューションズを
買収
遠くへ行きたかったのかな〜?
ニュースリリースによると
国内の新設住宅着工戸数の減少やリフォーム市場の拡大といった事業環境の変化に対応し、持続的な成長を実現するため、YKK APは事業領域のさらなる拡大と競争力の強化に取り組んでいます。
国内厳しいんで一緒に頑張ります。
ってことですね。
同リリースでは
YKK APとPHSを合わせた事業規模は約1兆円となり、建築物に要する建材の大部分をカバーする広範な商品群を提供することが可能になります。
ともあります。
囲い込めるようになるぜ〜的な。
YKKはTOTO、DAIKENと
TDYなんていってアライアンスを
組んでいましたが
ここはどうなるんでしょうね。
リリースにははっきり書いてありませんが
国内市場がシュリンクしてきたので
海外で頑張りたいです(遠くへ行きたいです)
という気持ちが透けて見えるような…
海外向け展開のついでに
日本市場にも売ってあげる
自動車をはじめ
そんな産業はだいぶ増えましたが
住設や建材もますますそうなるのかな
というのはさておき
当面はブランドも社員もそのまま
ということなので
すぐに工務店の実務に影響が出ることは
少ないのかもしれません。
住設や建材は確かに家づくりには
欠かせないのですが
それで全てが決まるものでもありません。
建築物に要する建材の大部分をカバーする広範な商品群
ということをことさらにいう背景には
広範な商品群にカバーされたい
住宅会社が多いことの裏返しでもあります。
ある意味これはチャンスです。
広範な商品群をできるだけ使わず
できるだけ身近なところで調達したり
自分たちで作ったりする。

圧倒的な差別化になります。
その分、圧倒的…まではいかなくても
価格も上がってしまいます。
けれど、どこでも誰でも買えるものを
一生懸命自慢しても
魅力的には映らんよね…
この割合というか
どこに既製品を使って
どこはこだわっていくのか
そここそが工務店の魅力です。
さあ〜どこにこだわろうかね〜
