マクスさんのモデルハウスに行ってきた


佐塚です。
少し前のことですが、マクスさんが新たに作ったモデルハウスに行ってきました。お手伝いしていることがあり、ちょうど写真撮影のタイミングに合わせての訪問です。

このモデルハウスは、築49年の建物を改修し、断熱等級7に生まれ変わらせる、というものですが、メインは断熱の方ではなくて、併設されたサウナです。
このモデルハウスは、「事業再構築補助金」で建てられたものです。

今更ながらですが、事業再構築補助金とは、経産省のサイトによると、

新分野展開、業態転換、事業・業種転換、事業再編又はこれらの取組を通じた規模の拡大等、思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援します。

ということで、今回の場合は、住宅用サウナという新分野展開、ということになりましょう。
ただサウナを売って儲けたい、ということだけでは補助金の審査に通りませんから、これまで培ってきた住宅の高断熱技術を活かせるとか、大工の手も活かせるとか、そういったベースがあってのものだと思います。

さてさて、当の撮影には水着モデルさんを2名招いて、ということで、それが目当てで来たんじゃないか、などと勘ぐられたりもしながらも、カメラマンさんとも打ち合わせをしながら、必要な写真を撮影していただくことができました。

これは私が撮ったスナップ。

住宅というのは、家族という、本来一番小さく濃いコミュニティの場だったはずですが、今はそのさらに内側に、スマートフォンが入り込んでいます。若い人なんかはスマホの画面から目を離すと死んじゃうんじゃないか、というぐらい気にしてますよね。でも、サウナにはスマホを連れて行くことはできません。(できなくはないけど、多分壊れちゃいます)
それでいて、家庭用サウナなら、家族で入ることもできるし、デジタル機器を手放してコミュニケーションできる場としても有用だな、と感じました。

素敵にしつらえられているところを掻き分けて作業させてもらっているの図

サウナというのは住宅内に普通なら存在しないような高温空気を発生させる装置でもあるので、断熱技術が生きてきます。そこに、工務店としてのアドバンテージがあります。使い古された言葉ですが、本業とのシナジー、というヤツが期待できるな、と思った次第です。

事業再構築補助金は、現在9回目が受付中、来年度も継続ということですので、意欲のある方はぜひ挑戦を。
https://jigyou-saikouchiku.go.jp/