植物油脂を抜いてみたけど、油揚げを使っていた

何かを100%純粋にするのは難しい。100%でなければ言っちゃいけないのか? というあたりも思い込みかもしれないんだけど。


日曜恒例メシの話

リクエストがあって、ここ数週間、植物油脂を抜いた料理を作っています。
誰に言われたかは聞かないでください

鶏肉は自分の脂だけで焼く。煮物はもともと油を使わない。タレにちょっぴり胡麻油を入れたりしないし、野菜に亜麻仁油をかけたりもしない。案外できるものだ、と思いながらやっています。

ただ、僕はこの間に外食もしています。ラーメンとか餃子とかも食べたりします。

だから正確に言えば「家では植物油脂を抜いている」であって、「植物油脂を抜いた生活をしている」ではありません。

体は、食べたものからしかできない。
そして、完全に純粋にするのは難しい。料理には使わなかったけど、買ってきた油揚げ使ってるし。


「自然素材の家」と言っても、断熱材は? 接着剤は? 防腐処理は? どこかには「純粋でない」素材が入っていることが多いです。

人は食べたものから、そして家も、使った材料からしかできない。

接着剤を使わない家、とか、合板を使わない家、というのを見せてもらったこともあります。
一方で、「自然塗料」とされている塗料を、職人がシンナーで薄めて塗っているのをみたこともあります。

100%きっちり、って難しいですよね。だからこそ、100%だったら売り文句になる。

むしろ、「ここまではやっている、ここからはむずかしい」

という現実を正直にいうのもいいんじゃなかろうか。

目に見えるところ、手や足に触れるところはできるだけそうしています。
ってのは、インパクトは弱いけど、正直でいいかもしれない。

逆に、「木の家」をやたら強調するのに、構造材は完全隠蔽、室内空間は既製品だけ、ってのもあったりするしな〜

自分たちが「言いたいこと」が実際は「どう見えているか」

意外と、確認してなかったりして。

そして、100%じゃないから言えない、と思い込んでいることも、あるかもしれない。

ネギトロ買ってきたら、当たり前のように、マグロに植物油脂がまぶしてあった