個人情報の利用停止請求が来たら

どこの会社も
個人情報保護方針は
なんとなく定めてある

けれど
実際の運用をその通りに
やっているのかな…?

過去に契約していた
インターネットプロバイダーが
やたらと営業電話をかけてきて

何度も、もうかけてくるなと
伝えているのに
またかけてくる。

これは、特定商取引法違反です。
(再勧誘の禁止)

しかも、実態は
代理店からかかってきているみたい。

個人情報保護法で、第三者に
情報を渡す際の区別は

委託・共同利用・第三者提供

の三つがあります。
(会社の合併などによる承継もありますが割愛)

委託
例えばDMの印刷・発送を
業者にお願いするとか

工務店の場合は
申請の代願をする場合などは
委託に該当します。

職人さんに仕事を頼むのも
個人情報の委託になるケースがあります。

共同利用
グループ企業などがある場合
例えば子会社が取得した情報を
親会社が(目的は変えずに)利用する

工務店の場合は
多くないかもしれません。

第三者提供
その名の通り
第三者に提供すること。

委託されてその目的で使う
のではなく

提供された先が
自分のところのデータとして
使えるようにするということ。

これは、改正個人情報保護法では
本人に無断でやってはいけない
ことになっています。

先にあげた
代理店が営業目的で電話してくる
というのは

どのケースでしょうね?

代理店が、プロバイダと
グループ企業にある場合は
共同利用

代理店が、プロバイダから
委託されて営業電話をしている場合は
委託

代理店が、名簿を入手して
勝手に営業電話をしてくるなら
第三者提供

このどれかはわかりませんが
あまりにウザいので

大元のプロバイダに
個人情報の利用停止
消去・第三者提供停止を
申し入れてみました。

本人確認の写しを同封して
郵送…めんどくさ。

停止が気楽にネットでできると
イタズラもあり得ますが
それ以上に営業機会を逃すので
簡単に停止できないようになっています。

工務店にも、たくさんの
使わない個人情報が眠っています。

本人から停止請求が来たら
速やかに停止して
その状況を通知しなければいけません。

停止依頼など受けたことがない
という会社も多いでしょうけれど

停止請求をしてくるような人は
めんどくさい人だから
法に則ってきちんと対応しないと
ブログに晒されちゃうかもしれませんよ!

使わない個人データは
消去することが同法で
努力義務として定められていますが

消しちゃうというのも
勇気がいりますよね。

消しちゃった後で
情報漏洩が見つかっても
確認できないし

もしかしたら
まだ仕事の芽がある
話かも…と思いたくもなるし

こういうあたり
きちんと定めていますか?
全く考えたことなかった…
という反応が多いんだよなあ…