集客は数ではなく目的を持って

今日はこんなところに
行ってまいりまして

僕んちからほど近い
浜松オート

公営ギャンブル
オートレスの会場です。

が、賭博をしに
行ったわけではなくて

バイクのふるさと2024
というオートバイ関連のイベント

バイクのふるさと浜松
オートバイ誕生の地であり、海や湖、山などツーリングに最適なロケーションを誇る浜松は、世界に向けたバイクカルチャーの発信地です。産業と文化を盛り上げるため、2003年から毎年「バイクの日」である8月19日周辺の週末に、「バイクのふるさと浜松」...

浜松はかつて
オートバイメーカーが
多数創業した町で

その関係もあって
浜松市が主催するイベントです。

以前は別会場でやられていたけど
数年前からオートレース場で
開催されるようになっている。

会場はこんな感じで
キッチンカーが並び
家族連れがいる↓

一方で
今日は浜松ではレースはないものの
他のレース場の車券は売っているので
こんな風景も↓

温度差がすごい。

このイベント、行政の主催だからか
分かりませんが
目的がいまいちよくわからない。

オートバイトライアルのデモもあり↓

見てないけど
仮面ライダーショーもある。

オートレースのコースで
試乗できるというのもあって
これは僕も以前楽しんだけど

いわゆる普通の
試してみて購入を決める
試乗とは違って

オートレース場を走る
ということが目的化している。
なんと乗りたいバイクが選べないのだ。
(前はそうだった。多分今年も)

メーカー主催だったら
バイクを買って欲しいから
そんなことは決してしませんね。

住宅展示場にモデルハウスを
見に行ったら
見られるモデルハウスを勝手に
決められてしまった

みたいなもんか?

総じてこのイベントは
人がたくさん集まれば成功
と考えているんだろうな

と感じました。

行政としては
人がたくさん来ることで
オートバイのまち浜松をPRできた
というところまでで成功なんでしょう。

僕は近いんでのぞいてみた
という程度のテンションの低さ
だったので

ふ〜ん、という感じで
眺めていましたけど

とあるブースで
売られていた中古車
TZR250R SP

すごく綺麗!
でも278万円

30年ぐらい前の
2サイクルレーサーレプリカ
SP仕様は限定車とはいえ
90万円ぐらいだったはず

だいぶプレミアついてるんだな〜
と、ここが一番テンションが上がる。

消防署がセローベースの
赤バイを展示してたり↑

メーカーの新車展示も
少しある。
次はトリシティ買おうかな…↑

と、あれこれあるけど
どのブースも力がそんなに
入っていない
(というか僕の興味がないだけか?)

一番面白かったのは駐輪場

いろんなバイクがいるんだな〜
いろんな人がいるんだな〜

帰りに
オートレース場近くの
飯屋でご飯を食べましたが

ここで昼間っから
オート新聞を読みながら
グビグビ飲んでいる
じいさんたちが

今日はオートバイの何か
やってるみたいで
駐車場いっぱいで迷惑だよな〜

とボヤいていた。

やっぱり
ミスマッチなんじゃないか
この会場。

僕は兼ねてから
住宅展示場で集客用に
仮面ライダーだのプリキュアだのの
ショーをやっているのに否定的でした。

家族を連れ出す理由とか
時間を持て余した子ども向けとか
そういう理由があるんだろうけど

やっぱり来場してくれる人に
提供すべきものは

製品・サービスを
しっかり知ってもらうこと。
あるいは
売り手たる自分たちのことを
しっかり知ってもらうこと。

今回のイベントは
売るためのものじゃないから
余計に焦点がボヤけていたけど

工務店の集客でも
おんなじようなことが
あったりしないかな?