ラーメンを食っているんじゃない。 情報を食ってるんだ。という名言に学ぼう

僕は決して
ラーメンマニアということはなく
滅多にラーメン屋には行きませんが
ラーメン漫画は好物です。

ラーメン発見伝
らーめん才遊記

そして現在も連載中の
らーめん再遊記

テレビドラマ化も
されたみたいなので
ご存知の方も多いでしょう。

グルメ漫画というより
フードビジネス漫画です。

有名なのはこのコマ


ラーメン発見伝 第7話より

ヤツらはラーメンを食っているんじゃない。
情報を食ってるんだ。

自分の舌で判断できなくて
メディアの裏付け情報があって
はじめてうまいと言う。

それが高じると例え不味くても
うまいと言うようになってしまう、と。

外食産業と住宅産業では
色々と違うところが多いから
そのまんまは当てはまりませんが

情報を食っている的な客
にぶち当たること
結構、多いんじゃないでしょうか。

かくいうワタクシ
ラーメンマニアではないと言いながら

気になっているお店があって
Googleの口コミを見たら
不思議な気分になった。

亀山屋 - Google 検索

美味しい、という人もいるけれど
どちらかというと味はアレだが
とにかく安い、と言うことや

おばちゃんの人柄がいい
懐かしい感じ
などというレビューが多く

一体、真実はどこに、と
行ってみたところ…

5時までなんだけど…と
おばちゃん。
(Googleでは19時となっていた)

到着は16:30ごろ。

チャチャっと食べちゃうから
とお願いして入れてもらいました。
一緒に暖簾がしまわれました。

確かに安い。

焼きブタとかも気になるけど
ここは王道でラーメンと餃子

ラーメンは
ナルト、メンマ、チャーシュー、海苔の
オーソドックススタイル
れんげはレビュー通り年季が入っている

餃子は浜松に多い
小ぶりの揚げ気味ではなく
いかにもラーメン屋の焼き餃子

ラーメンは350円
餃子は250円
激安である。

一番高いものは
実はこれ


(夏場は冷やし中華が
これを上回るらしい)

レビューにある否定的なことは
大体真実かな〜、と思う反面
いいところも結構その通りだった。
(おばちゃんの人柄とか激安とか)

そう、つまり僕も
情報を食ってしまったのだ。
というか、わざわざ情報を
食いに行ったのだ。

高い値段を払ってでも
出会ったことのないような味を
求める人は行かない方がいいし

ほっとしたいとか
昭和の雰囲気に触れたいとか
そういう人にはいいと感じたし

ラーメン屋は
ラーメンが美味ければあとは何でもいい
なんてことはないし

工務店も
建てた家さえよければ他のことはどうでもいい
ってことはない。

つまり
超素敵なデザインとか
超高性能とか
そういうものがなくたって
支持されるところはされるのだ。

結局のところ
お店は総合力だな〜

情報を食いに来るお客さんが
多いのは避けられない世の中だけど

建物の心地よさとか
作った人の心意気とか
そういうもので
上書きしてしまってください!