小さくても一国一城の主、でやりたいよね

ホンダと日産が経営統合協議へ、というお話。大きいところがくっついてさらに大きくなる、というのは、僕らが真似しない方がいい話だな〜


ホンダと日産が経営統合に向け
協議入り
というニュースが
あちこちに出ていてびっくり

前々から
そんな噂はあったみたいだけど
まだ当事者が発表してないのに

気になるのは
社名が

日本自動車

になるのかな?

本日技研

だったりしたらすごいな

とか
くだらね〜ことを
考えてしまった…
(という人、いっぱいいるんだろうな
偽ロゴも作っちゃおうかと思ったけど
いかんせん失礼なのでやめました)

初めて買った車が
日産のダットサントラックで
(当時の自分と同い年、22年落ちぐらい?)

スペアホイールに
工務店の名前が書いてあったっけ…

そして今乗っているバイクは
ホンダ
(これも登録から20年)

まさか両者の統合話が出るなんて
当時は思いもしませんでした。

トヨタグループに
大きく水を開けられている両者

大きいところに対抗するために
自分たちもくっついて大きくなる

これはこれで
ありなんだろうけど

スケールメリットは
活かせたとしても

両者の良さ、特徴、とんがったところが
ちゃんと残るのかなあ…?

僕はあまり
自動車のことも
自動車業界のことも
よくわかりませんが

僕にとっては
ホンダは二輪メーカーであり

一応今でも世界トップシェアの
二輪メーカー

二輪特化で生き残りを図る
という方が素敵じゃないか…

と思うけど
図体が大きくなると
そういうわけにも
行かなくなるんだろうなあ。

工務店業界でも
M&Aは時々あるし

お問い合わせフォームから
届くメールを
すわ新規客か、といそいそと
開けてみたら

M&Aのお誘いかよ!(怒)

そんな経験も
しょっちゅうではないでしょうか。

後継者がいなくて
誰かに会社を買ってもらう
というのはアリかな
と感じています。

(後継者をちゃんと作らなかった
という問題は置いといて)

しかし、売却してしまう
というならいざ知らず

社長も残ったまま
合併(吸収含む)となると
どうなんだろう?

合併のメリットとしては
大抵「シナジー効果」
が言われます。

シナジーとは
複数がお互いに作用して
良い結果が出ること

もちろん、そういうことは
ありうると思います。

でも、もう一つありうるのは
アナジー効果。

光あれば闇あり

シナジーの結果がプラスではなく
マイナス方向に働けばアナジー

残念ですが
小さな工務店においても
そんな例もありました。

何より小さな工務店の場合
一国一城の主でいたくて
経営者をやっている
という人もいるでしょうから

売却して業界から去るなら
いざ知らず

統合して
誰か他の経営者の下で働く
なんてことは

耐えられない人が
多いんじゃないかな〜?

もちろん、そういう
立場もんだけじゃなくて

成し遂げたいこと
作りたい家

そういうのがあって
工務店をやってるんじゃないの?

もちろん会社を守る
従業員を守る

そのために
そういう選択肢を
取らざるを得ない時も
あるのかもしれませんが

自分がなんで
工務店の経営者をやっているのか
社会に何を残したいのか

そういうことを大切にして
小さくても光る
というより
小さいからこそ光る

そんな工務店が残り続けることを
心から願い、僕も頑張ります。