さてさて未だにブログ上では
スズキ歴史館にいる(?)ワタクシ
経緯はこちら↓



今回はただの推し活です。
これまで以上に
誰もついてこないことを覚悟しつつ
続けて参ります。
こちらスズキ歴史館の
ロビーに展示されている
GPマシンたち
ケニー・ロバーツJrのマシン↓
解説付き
ランディ・マモラのマシン↓
これも解説付き
そして…↓
アレ? 解説がどこにもない?
名前は書いてあるけどさ…
このお方が一番重要じゃない?
(個人の感想です、が)
というわけで僕は
ずいぶん憤慨しながら
見学をスタートしたのです。
とは言いながらも
楽しく色々見ていくと
その先には
!
!!
あった!
スペシャルな展示!
ケビン・シュワンツの
RGV-γ!
僕が一番好きなライダーです。
γは持ってなかったけど
シュワンツのレプリカヘルメットかぶってたなあ。
後ろの展示プレートにもある
優勝か、転倒か!?
という言葉
まさにそんな感じでした。
ゼッケンは常に34番。
チャンピオンを取った時も1に34をくっつけて
走っていました。
この34番は
オートバイ世界GPで
初めて永久欠番になるという珍事
はっきり言って、当時のスズキは
ホンダやヤマハに比べて
性能で劣っていたんですが
シュワンツはそんなことを感じさせずに
優勝争いに絡んでいたのもカッコ良かった。
というよりも
性能が劣るからこそ
ブレーキングを遅らせて
ギリギリの勝負を仕掛けるのです。
よく、プロは100点を取らなくてもいい
常に80点を取るべきだ
なんて話もあります。
まあ、一般的にはそうなのかもしれません。
頼んだのに100点か0点しか出ない
ってのは困ります。
レースの転倒リタイアは
まさにポイント上は0点ですが
転倒か、優勝か、という
大きなギャップでファンを
萌えさせる
というのは
点数とはまた別の価値がある。
シュワンツは
優勝するレースも多いけど
リタイアも多かったので
年間チャンピオンは
1度しか取りませんでしたが
まさに記録より記憶
というわけで
久しく忘れていた興奮を思い出しました。
推し活って
活力の元になるんだね。
とはいえ、シュワンツはとっくに引退しているし
今はロードレースには全然関心が湧きません。
何か、リアルタイムで
夢中になれるものがあったなら
もっと張り合いが出るかもしれないなあ…
(オメー遊んでばっかじゃねえか!
というツッコミは置いといて…)
お仕事一筋、みたいな工務店の社長でも
結構、ディープな趣味を持っていたりします。
AIが台頭してきた今だからこそ
そういう人間味とか好き嫌いとか
そんなのがいっそう大事になるんだろうな〜
みんな、楽しんで生きようね!
しかし、やっぱりロビーにあるVγこそ
チャンピオンを取ったマシンなので
ちゃんと展示してほしいなあ…