また来てしまった「さわやか」
県外からの来客が来たら「さわやか」
お決まりコースになってきました。
(珍しく僕もノンアルです)
このブログでも何回か紹介してきましたように
和歌山で太陽熱利用の木材乾燥庫の取り組みが
進んでいて
↓竣工直後 初めての材入庫

↓着工直後

↓構想中

現在は
製材所を営んでいる
瀧岡木材・瀧岡さんのところで
乾燥庫が稼働しています。
このきっかけを作ったのが和秋建設・前田さん
志に賛同している木の香・青木さん
乾燥庫の太陽熱利用の仕掛けを考えモノを作った
サンシャイン・ラボの松原さん
和歌山から御三方が集まってくださって
サンシャイン・ラボさんにて作戦会議です。
現在は和歌山県林業試験場とともに
データ収集をしながら稼働を続けています。
これから、この取り組みを世に出していくのに
僕も微力ながらお手伝いをさせていただいている
という次第です。
今回のお話は
木材乾燥庫だけの話ではなくて
地域でどんな家づくりをしていくか
ということもテーマです。
生産者はただ売るだけじゃなく
知恵と工夫でよりよい材を作り
設計者・施工者はその材の特質を活かして
家を作ることで地域の維持発展につながる
ということを目指して
「木の家を作る会 ネクスト」という
取り組みもスタートします。
ネクストというからには
前身があるわけなんですが
ただいま休眠中
それをもう一度
今回の太陽熱乾燥庫の取り組みとあわせて
盛り上げていって
地域の小さな製材所・設計事務所
そして工務店が
みんな幸せになっていけるように
そんな取り組みです。
小さな事業者は
大きな事業者の劣化コピーだったり
安価なことだけをメリットにしたり
してしまいがちですが
その先に幸せは…あるのかな?
小さいからこそやれることは
裏を返せば大きなところが
やろうとすら思わないこと
万人ウケが必要になる大手に比べて
わかる人にわかればよいという
割り切り・尖っていくこと
でも、どこにいるかわからない
その「わかる人」を探して届ける
そんな必要があるわけです。
もちろん大変なんだけど
そこが小規模な事業者の
面白いところだよな〜
尖りすぎると、どこにも「わかる人」が
いない恐れもあるにはあるので
その尖らせ具合が肝ですね〜。