浜松まつりに沸く会場の脇に静かな建築がある。

地域の一隅を照らす工務店を
応援したい佐塚です。

僕の住む浜松市では
例年5月3日、4日、5日と
「浜松まつり」が開催されます。

この三日間は浜松駅近辺と
凧揚げ会場の中田島砂丘は
人、人、人。

残りの362日は一体どこに
いるんだろう、というような人も
大量に現れます。

世の祭りの多くが
五穀豊穣を願い、祝うもので
神社仏閣がその中核になっています。

でも、この浜松まつりは
違っていて
「子どもの誕生」を祝います。

屋台を引き回し
凧をあげて
子どもの誕生を祝う。

珍しいですよね。

こういう屋台を
市内の町ごとに
持っています。

駅の近くで引き回した
あとは、地元に戻って
初子の家を練って歩きます。

下の動画は昨日僕の家の
そばを引き回していた
地元の屋台。

コロナ禍で中止があったり
部分開催だったりしましたが
今年はコロナ前に近い開催に。
(出店でお酒がないけどね)

目玉として、5日には
大河ドラマ『どうする家康』の
主人公、松本潤さんがやってきます。

家康公騎馬武者行列を
行います。要するにパレード。

昨年、岐阜でキムタクが
織田信長を演じて
46万人が訪れて大騒ぎだったそうで。

浜松の松潤は、事前チケットは
2万人ということでしたけど
足りなくて溢れ出るだろうな…。

前に紹介した大河ドラマ館がある
浜松城公園も浜松まつりで
だいぶ賑わっています。

どーでもいいけど目についたのは
「風林火山」を掲げた所と
「真田六文銭」を掲げた所。


夜は他のテントも開くんだろうけど
よりによって武田と真田かよ!

いくさの場で
家康の命を脅かした
ベスト2じゃない?

もとい。

まつりや家康の話はこの時期
あちこちに溢れているので
建築のネタをほんの少々。

この浜松城公園の一角にある
建物の紹介です。

茶室「松韻亭」。
谷口吉生さんの設計です。

まつりで沸く街中の喧騒が
嘘のように落ち着いた場所です。

お茶をいただくこともできますよ。

浜松にお越しの際はぜひ一度
ご覧いただきたいです。

浜松市の茶室・茶道教室 松韻亭
静岡県浜松市の茶室・松韻亭では、お茶の愉しみ方をより多くの方に知っていただくために、茶会や茶道教室などの、さまざまな文化教室等を開催いたしております。

一見すると不全な観光案内ですが
建築で締めたので勘弁してほしい!

以上!