昨日・2月4日は
『ワールドトリガー』28巻の発売日でした。
かつて週刊連載だったのが
作者の難病もあって月刊誌に移り
しかし病気のため休載も多くて
今は1年に一冊ぐらいのペースで
発行されています。
ワールドトリガーってなんだ?
って話は前巻発売時に書いたので
ついでに読んでってください。
なんだ漫画の話かよ〜
と思うなかれ。
上のブログで書いたように
この作品は
少年漫画の皮を被った組織論
なのですが
この28巻は
組織の中で個人がどう成長するか
というお話。
ネタバレになっちゃうから
詳しく書きませんが
自分の頭で考えることと
外に知識を求めることは
どっちもバランスよく必要なんだけど
いろんな人に助言もらいに
行くのはいいんだけど
助言を噛み砕いて受け止めるための
器がないんだ
自分で植物を育てたことがないから
花をもらっても種とか芽の形が
想像できないみたいな……
こういうスタッフ、いませんか?
あるいは社長自身がそうだったり。
あるいは、期限を切らずに
ぼんやりした目標を持つだけの人に
目標に期限が無い場合
失敗を正しく認識できないことがある
目標に向けて費やしてきた
時間 労力 資金 信用や評価を
失った と自覚することで
目標の達成が失敗したことを認識できるんだ
当たり前だけど
この辺ぼんやりしていることも
結構ある。
そして実力が足りない人が
一足飛びではなく
一段一段登っていくために
どうすればいいか、という問いに
その一段をさらに刻むという
アドバイス
そう、実力以上のことを
やろうとする時には
今の実力でできることを
積み重ねるしかないんだよな〜
ビジネス書なんか読んだら
出てきそうな話ではあるんだけど
これ少年漫画だし
話してるの10代の連中ってのが
驚きですがそれはそれとして
組織論・教育論としてだけでなく
漫画としてもすごく面白いので
こうして新刊が出るたびに
布教活動に勤しむワタクシなのです。
28巻から読んでも
全くわからないので
ちゃんと1巻から読んでね!