丸大食品だ! 新幹線だ!

この辺りは工場がたくさんあります。
ポーラだ!

いえいえ、今日のお目当ては資生堂。
静岡県掛川市にある資生堂アートハウスが、6月27日(って明日だ)で公開終了。
過去に訪問したことがある場所ですが、もう一回行きたいな〜、行こう、行こうと思いながら、結局、直前滑り込みになりました。
今日か明日なら行けるぜ! という方、ぜひ行ってみてくださいね。
(台風来てるけど…)

(隣接する企業資料館は、昨年既に閉館しています)

谷口吉生さんの作品は、このブログには最多登場かもしれません。
ゴリゴリのモダニズムで、住宅だったらちょっと…ですが、大型建築物には、また別の役割があると思います。
とか能書き言いたいんですが、まあ、好きなんです。
この日は雨の平日、空いてるかな、と思ったけど、同じように思った人が多いのか、結構な人出でした。
内観はどこをとってもほぼ人が写ってしまう…

ワシリーチェアがあちこちに、何脚あったかなあ…しばらく座ってました。

数少ない人の顔がみえないショット。
この場所好きです。

プレスもいたりして。今日の朝刊あたりに出てるのかな〜?
お店なんかが閉店する時、普段行ってないのに、急に行ってしまう、要はアレなんだけど、じゃあ、ここは僕が時々来ていたら閉館しなかったのか、というと、ちょっとわかりません。
メセナが企業の重荷になっている、ということもあるでしょうし、掛川、という地方都市でやる価値への考え方かもしれません。
資料館やアートハウスの役割や、横浜や銀座に移っていくと…都会じゃねーか!
都会には都会の良さもあるけれど、やっぱり、こういう、低層建築で味わえる、ということはありがたいなあ…
新幹線が反射して見える、というから、待っててみました。

ほんとだ!
後年の作品にはないような、こんな煌びやかなのも、まあ、時代ってことかなあ。

訪れた日は、いかにも設計事務所的な、髭面の方とか白髪の方とか(これ偏見?)も結構いらっしゃいました。
でも、建築じゃなくて、展示を見に来ているのかな、という方もたくさんいらっしゃいました。

資生堂書体の祖とされる小村雪岱さんの展示が、このアートハウス最後の企画展示です。

紳士服屋の閉店セールみたいに、また開店したらいいのになあ…
さて、この建物の割と近所には、掛川市役所があります。
アートハウスからも、ちょっと見えます。

こちらの設計は日建設計…というか、林昌二さん。
かつて若い頃に手がけた掛川市役所を、また改めて設計されたそうです。

(こっちは入口側ではないですが、線路に向いた南側)
地元の名産・お茶の段々畑をイメージしているそうで

開放感溢れて素敵な空間ですが

役所って、空調の設定温度が決められてたりしますよね。
訪れた日は雨だったのですが、それでも、まあまあ暑かった。
真夏や真冬って、どうなんだろ…
こちらからは、資生堂企業資料館やアートハウスの遠景も見ることができます。

建築は、チカラのシンボル、みたいなところがあります。
ピラミッドとかバベルの塔とかはもちろん、昔の建築の多くがそんなだったのでは。
そして近代の美術館とか庁舎なんかにも、そういう意図を感じます。
企業が文化施設を背負うのも、自治体が立派な庁舎を建てるのも、根っこには「見せたい」気持ちがあるんだろうな〜、というのは理解しつつ、そういうものがだんだん減っていくのは、やっぱりさみしいな〜。
建物自体は、美術品の収蔵庫として残すそうで、美術館的機能がなくなるだけのようですが、それだと、やっぱり役割が違うような。
一般公開してくれないかなあ…と、まだ後ろ髪を引かれる思いです。
