チラシをやめてるところも多いけど

2025年に開かれる大阪万博の
海外パビリオンの建設申請が
まだ一件も出ていないと報道されていました。


(NHK News webより。ミャクミャク様インパクトあるなあ…)

その背景として挙げられているのが

建設業界が指摘するのは「資材価格の高騰」と「深刻な人手不足」、そして2年後に迫った万博開幕までの「工期の短さ」です。

そう、業界の人ならみんな知っている話。
でも、一般の人ならどうなんでしょう…?

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地域をよくする工務店を
応援するネットワークの
佐塚です。

——–

新築住宅を建てたい! と
情報を収集している人は
建築費の高騰が情報として入っているはずです。

でも、別段、家を建てようと思わなければ
そういう報道も通り過ぎていくし
ネットでわざわざ調べたりもしません。

「週刊SPA!」の今週号に
「低年収業界でも1000万円稼ぐ人の肖像」
という記事がありました。

ブログ収入だけで月収100万円という
介護士の話なんかもありましたが…
今日の本題はそっちじゃなくて

一人で3万世帯にポスティングし
年収1000万円超という
便利屋さんの話。


(週刊SPA! 2023年7月18・25合併号より。画像は加工しています)

webではお年寄りの集客ができないし
遠方の方の依頼には対応できない。

だから白黒の手書きチラシに
顔写真を入れて人柄を伝える
チラシを撒きまくる、と。

今更だけど
なるほどな〜と思いました。

メディアの種類毎に
射程距離が違うし
効き目も違う。

みんな知ってるはずのことですが
実践しているかというと
そうでもないですね。

webで情報が届かないお年寄りを
最初からターゲットにしていない
工務店は多いです。

そこまで高齢だと新築も
なかなかないかもしれないし。

でも、おそらく住まいには
何らかの不満があるはずです。

でも、そういう層は能動的に
情報を取りに行ったりはしません。

そこにポスティングの効き目は
十分あるでしょうね。

その時に、新築しろというチラシを
入れても効き目はないだろうから
まさに住まいの便利屋のような
小さい仕事の紹介になるんでしょう。

身入りの少なさや見栄などから
そんなことやらないよ、という工務店が
多いかもしれません。

今は昨年までの受注分で現場も
忙しいケースが多いでしょう。

でも来年以降も新築が同じように
建てていけるのか? 楽観的ではいられません。

新築と比較するような大型リノベではなく
地域で実は住まいに困っている人の
助けになることこそが

よく工務店がいう
「地域密着」
じゃないでしょうか。

そうそう、昨日紹介した
「Affinity Photo2」の姉妹ソフト
「Affinity Designer2」。

Adobeのイラストレーターの
代替に使えそうです。

こちらは以前イラストレーターで作った
データを開いたもの。

ほぼそのまんまいけそうです。
(実は、縦書きできない
という致命的な問題があるけど)

こういうツールで内製化するにせよ
外注するにせよ
「誰に何を届けるか」をもう一回考えると
チラシにも大いに可能性がありますね。