常識は相手と自分だけでつくるという非常識

熊本にてゼロ棟宣言を聞き
ショックを受けた
翌日

水田さんの秘密基地
山ぼうしの樹

昨年に訪れたときは
残念ながら雨でしたが
今回は快晴!

新しく建てた南館も
すこし樹が茂ってきたけど

水田さんに言わせれば
まだまだ、らしい。

ここからは大分・木楽舎
安東さん兄弟と入江さんも
合流です。

安東さんは
この山ぼうしの樹が
大のお気に入りで
なんども訪れているけれど

僕、お邪魔するけど
ご一緒にどう? と聞いてみたら

行きます!!
行きます!!!
死んでも行きます!!!

と、駆けつけてくれました。

さて、水田さんは
実はカフェのマスターに
転身していて
(嘘。でも一部本当?)

ゆっくり、じっくりと
焙煎したコーヒーを
入れてくれました。

そのコーヒーを飲みながら
前日、小辨野さんとお話した
目指せゼロ棟の話やら
なにやらと

非常識な話が次々に
飛び出すと…

常識的な安東さんは
頭を抱えてうなるばかり↑

そこに水田さんが

常識なんて
誰かが決めたことに
したがうんじゃなくて

相手と自分の
二人の常識を
決めればいいんだよ

と。

そんな感じで食事をしながら
今考えていることを語り合う

一生懸命やるより
夢中にやるのがいい
よね〜
なんて。

安東さんもだいぶ
脳みそをマッサージされて
後半は大はしゃぎです。

さてさて、この集合写真
後方の旧車

車検も取ってあり
動く状態だそうです。

古い車って
今の車に比べたら

燃費は悪いし
カーナビもないし
もちろん自動運転なんかもない

でも手を入れてあげれば
調子が良くなったりして
愛着が持てますよね。

水田さんが作ってきた家も
そういう家なんです、多分。

佇まいとか
空気感とか
愛着とか

そういうものを大切にしている。

それはいまどきの
住宅マーケットの方向からは
はずれているけれど

そういう方向に
疑問を持つ人はやっぱりいて

だからこそ、ここを訪れ
水田さんに家を作って欲しい人が
引きも切らない

もちろん、ここまで
たどりつくのには
相応の苦労もあったでしょうけど

そういうのを
微塵も見せないんだよな〜
この人は!

というわけでお仕事の話
というよりは

観光(光るものを観る)
だったかもしれないけど

この日が何かの誕生日だった
そんな風に言える日が
そのうちやってくることでしょう。

楽しみです。