かっこよく金を使おう

自民党の派閥の裏金が
連日報道されていますね。

政治資金規正法はザル法だと
以前から言われてきましたが

預かった金を何に使うか
これが問われているのは
政治家だけではないわけで…

検察が調べているのは
あくまで政治資金規正法違反という
建て付けですが

実際は脱税にもなるかもしれないし
叩けばいろんなホコリが出てきそう…

なんてことを
俺たちにはカンケーない話と
思うなかれ。

派閥のパーティーは
派閥がお金を集めるためにやっていて
所属議員は集金係

パーティ券を買った金というのは
派閥を応援するために
支持者が出してくれたお金
ですよね。

議員のもらった金ではなく
派閥に預かった金

ところが、今回のケースでは
支持者が派閥に払った金が
実はなかったことにされて
議員のフトコロに入っていたと

これは、直接お金を出してくれた
支持者に対しての
重大な裏切りではないでしょうか。

派閥を応援する金だから
いったん派閥に入った後
派閥が議員に配るなら
一見問題ないようだけど

帳簿にも載せず
現金でこっそり渡していたとなれば

自分の出した金はなんだったんだ

と思う支持者がいても不思議ではない

僕はパーティ券を買っていませんけど
もし買っていたらそう思うな〜

国民の疑念が
とか言い訳しているけど

直接金を支払ってくれた人たちに
まずはお詫びしたほうが
いいんじゃない?

お金に色はついていない
いうけれど

Japanese yen 10000 notes

自分が払ったお金が
どんなことに使われていくのか

人はそれを気にするものです。

モノやサービスを買うにしても
純粋に、その対価として買うだけでなく

売っている相手を応援したい

そんな要素がありますよね。

少し前に、漏れバケツ理論のことで
金の使い方の話を書きました

「地域密着」は施工エリアじゃなくて金の使い方

「金はどう使おうが自由」
確かにそうです。

でも、その使い方が
自分の大切にしているものの
ためなんだ!

って堂々と言えたなら
かっこいいじゃないですか。

金は稼ぐより使う方が難しい

なんていう言葉もあるぐらいで

金の使い道が素敵な会社には
人がついてくる、はず!